神話の時代から現代に受け継がれている襷(タスキ)
今日、『名前で紐解く日本の神様(神話講座)』の活用編・後半を開催していました。
造化三神、神武天皇、ヤマトタケル、名付け・三種の神器・成ると生む、というテーマについて一気にお話しました。
受講してくれたある方が、こんな感想をくれました。

「前半と後半の両方に参加しました。男性と女性の役割のちがい、結婚することの意味を考える良いきっかけになりました。また、日本は調和を大切にする民族で、それは神話の時代から現代に受け継がれているんだと実感しました。男性を立てるのは女性の役割なので、男性のサポートをする『ヒメ』になろうと思いました。ヤマトタケルとオトダチバナヒメのように、お互いを思いやれる関係を築けるようになりたいです」

この「神話の時代から現代に受け継がれている」というフレーズが、本当にそうだなぁと感じます。
調和を大事にした日本人、男女の助け合いを重視した日本人、for meではなくfor youを大切にした日本人…
今私たちが「なんとなく、こうだよね」と感じている感覚は、神話の時代から積み重ねられてきた、日本人という歴史の財産なんだろうなと。

だから神話の話を聞いて感じるのは、「ふむふむ、昔はそうだったのか」ではなく、「そうそう!今もまさに一緒だなぁ~(^^)」というシンパシー。
100年前の日本人も、500年前の日本人も、1000年前の日本人も、同じ神話に触れて同じ感覚を持っていたとすると、それって本当にスゴイこと。
日本発の文化に「駅伝(Ekiden)」がありますが、神話もまた次の世代に確実につなげていく襷(タスキ)のようなものなんじゃないかと思います。

そんな神話講座のいちばん最初に紹介するのが、歴史学者アーノルド・トインビーの次の言葉。
「十二、三歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」
受け取ったタスキを、ご縁のある方とともに次の世代に託していきたいと思います。
