原点に還る | ソングレターアーティスト安達充 公式ブログ(2004-2016)

原点に還る

10月5日は、アーティストフォーラム2015の1回目の打ち上げでした。

場所は、半年前にキックオフをした野菜バル『ポアン』。

キックオフで「ステージに立つ理由」をメンバー全員が語った場所でライブ後に打ち上げが出来るのは感慨深いものがありました。


半年前には、お互いのことをよく知らなかった仲間が、それぞれ、人生のテーマソングを作るというプロセスを経て、一緒にステージに立つという経験を共有して、同じ場所に返ってくる。

場所は同じだけれど、そこで生まれるコミュニケーションは全く違い、お互いをアーティストとして尊重した上で、ざっくばらんに語り合える温かい空気感がそこにはありました。

「ライブはコミュニケーション」というのがアーティストフォーラムの重要な考え方の一つですが、今回の7人の中で、素晴らしいコミュニケーションが生まれた結果として、今回のライブの成功があったのだと思っています。


半年前のブログで、キックオフの時のことをこんな風に書きました。

==============================

僕が「ステージに立つ理由」にこだわるのには、理由があります。

それは、曲がりなりにも10年間、音楽活動を続けてきた実感として、

【アーティストというのは、常にステージに立つ理由を問われる】

と感じているからです。


上手くいっている時は、「なぜ?」はいらないのかも知れません。

でも、上手くいかない時、大変な時、「もうやめようか…」ということが頭によぎる時に、必ず出て来るのが

「なぜ、それでもステージに立つの?」

ということ。


ライブを企画して、人が集まらない時。

想いを伝えているのに、全然それが届いていない時。

どうしたらいいかわからず、八方ふさがりの時。


「そうまでして、なぜステージに立つのか?」と問われるんです。

そして、それに1回1回答えを出していくのが、ステージの場。

だからこそ、アーティストはステージに立ち続けることによって人間的にも、磨かれていくのだと思っています。


「ステージに立つ理由」は、

学校の先生であれば、「教壇に立ち続ける理由」ですし、

飲食店をしている人であれば、「店を開き続ける理由」ですし、

起業家であれば、「事業を続ける理由」です。


どんな職業の人であったとしても、この問いに答えられなくなった時、あきらめて辞めてしまうのだと思います。

だって、どんなに苦しくても、どんなに辛くても、

「それでもやり続ける理由」

があれば、絶対に立ち上がることが出来るはずだから。

==============================


この半年間で、ステージに立つ理由が変わった人もいます。

途中で変わったけれど、やっぱり同じところに戻ってきた人もいます。

でも、いずれにしても、この半年間という期間は、それぞれがステージに立つ理由を深めることが出来たかけがえのない期間だったと思っています。


そんなアーティストフォーラムのキックオフ&打ち上げの場所に、『ポアン』という名前のお店を選んだのには理由があります。

『ポアン』とは、フランス語で『POINT(原点)』という意味。

迷ったら、「ステージに立つ理由」が、それぞれが立ち還るべき原点だから、という意味を込めています。


そんなことを思っていたら、奇しくもこの10月5日にポアンは6周年。

皆で『Happy Birthdayの歌』を歌わせてもらいました。

それぞれの原点があって、今がある。

そんなことを強く感じた、今日の打ち上げでした。