みなさま
12年間 続けてきた
このブログですが
かつてないほどに
更新が滞ってしまいました
記録的な暑さに やられたか
歳のせいか
はたまた 介護ウツになったのか
ぱいなっぷりん
完全に エネルギー切れ
な~んも やる気が起きなくて
日々
最低限のルーティンを こなしつつ
あとは 家の中で
転がっておりました
そんな中でも
わずかに残っていた エネルギーを
なんということでしょう
自分でも びっくりぽん
私は 何故か
東京都知事選に 注いでいたのでした
都知事選は
もう1ヶ月近く前の 出来事なので
ブログに書くには
出遅れ感がハンパないけど
色々思うことがあったので
備忘録も兼ねて
描いておこう と思います
暑いので
遮光カーテンを ぴっちり閉めて
世間から隔絶された 暗闇の中
コウモリのように過ごす 日々
私は
唯一の 外界との接触ツールである
スマホだけは
ずっと 握りしめていた
それすら なかったら
ひとり 孤独という闇の中に
落ちていきそうな気がして
そんな ある日
ニュースサイトで
都知事選のニュースが
目について
その手の記事を
なんとはなしに 目で追っていると
アルゴリズム機能で
次々 類似の記事が
上がるようになる
それらを 読み漁っているうち
気がついたら
私
やたら 選挙に詳しいヒトに
なっていた
もともと 私は
選挙公報を見たり
投票には 毎回行く
善良な市民(?)だった
だからといって
選挙に 興味を持って
前向きに参加しているか
と 言われれば
必ずしも そうではなかったけれど
そんな私が
いつの間にか
政治に対する 問題意識 とか
国の行く末え とか
愛国心 とか
今まで
口にするなんて カッコ悪い
と思っていたようなことまで
アツく 考えるようになっていて
自分で 自分に ビックリだった
でも
それよりも 驚きだったのは
何も やる気が起きずに
「社会のゴミ」と化した気がして
自己肯定感 ダダ下がりだった
私が
色々 思いを巡らせ
感情が揺さぶられることが
いい刺激になって
なんだ
まだ 人間として活動する
エネルギー
けっこう 残ってたじゃん
と思えたこと
これを 機に
暗闇から抜け出せそうな
気がして
それが
何より うれしかった
そして
今回
私は
自分史上最高に 時間をかけて
ていねいに ていねいに
絶対的自信を持って
投票する候補者を 選んだ
投票前日 夜には
投票引き換え用紙を 手に
60余年生きてきて 初めて
一票の重みを しみじみ感じていた
テレビの ニュースは
明日も 猛暑で
それが 都知事選の投票行動に
とんな影響を及ぼすか
盛んに 分析していた
私は
傍らにいた母に 聞いた
明日は 都知事選の投票日だけど
お母さん どうする?
その質問の 意図は
私が投票に行く間
20分くらい 一人で留守番するか
暑いけど 車椅子で一緒に行くか
どっちにする?
というところにあったんだけど
母の返事は
私の想像の 斜め上を行った
えっ
明日 都知事選なの?
私 誰に投票するか
まだ決めてないわ
早く決めなくちゃ
母の
その心意気は 立派だ
立派だけれど
でも
母は 認知症
投票引換券は
確かに 母宛に 送られてきている
文字も まだ読める
立候補者の名前も 書ける
と思う
でも
私の 錆びた頭は
軋みながらも 高速で回転し
母の言葉に対する解を 探した
そして
取り敢えずは
今 この瞬間の 母の気持ちに
応えよう と
立候補者が一覧になっている 表を
手渡した
気持ちに寄り添うのは
認知症介護の 基本だからね
母は それを
じっと見ていたけど
しばらくして
読むことを放棄するように
それを 投げ出し
ねえ
あなたは 誰に投票するの?
と声をかけてきて
その後 言葉を続けた
私
あなたと同じ人に するわ
はぁ?!
先人たちが 多くの犠牲を払って
やっとやっと手に入れてきた
参政権の一つを
軽々しく放棄するような
母の言葉に
私は
そういうの 良くないよ
自分で考えて 選ばないと
と返したんだけど
母は
でも わからないもの
私は あなたのことを
信用しているから
あなたが いい と思う人と
同じでいいのよ
と
潔く 言い切ったのだった
同じでいい
その言葉の主体性の無さに
まだ 引っかかってはいたものの
私は ここでも
認知症介護の基本に 則って
母の気持ちに寄り添い
自分が 投票するつもりの人について
できるだけ フラットに
情報提供することにした
ただ
どうしたって
そのひとの政策や ビジョン
人柄を説明する 言葉の間に
私の主観や感情が 埋め込まれる
私の説明の後
案の定
すごく良さそうじゃない
私も その人に投票するわ
母は
高らかに そう宣言した
本当にいいのか こんなんで!?
でも
実際のところ
いったい どれだけの人が
自分の頭で しっかり考えて
自分の意志で
投票しているんだろう
我が身を振り返っても
今まで 幾度となく
手近にある 僅かな情報から
テキトーな投票を してきた
物知り顔の評論家が フツーに使う
「組織票」
という言葉だって
その投票基準が
組織が推す人>個々が推す人
という前提に立っているとしたら
それって
思考停止して 私の真似をする
認知症母の行動と
どう 違うのか
そもそも
思考能力の衰えた
障害者や高齢者の票を
恣意的に取りまとめて
郵便投票させるひとたちまで
実在するらしい
こんな風に
今回
母の言葉をきっかけに
選挙について
色々 気づきや 発見があって
考えたり モヤッたりして
選挙って やっぱり
清き一票の 集積であるべきだよね
な〜んて
青臭く 思ったんだけど
正直に言おう
それでも
私は
自分が推すひとに
母が 投票してくれて
その人の票が
一票増えた そのことは
うれしかった
投票所では
母は
受付後 私と離れて
係の人に 車椅子を押してもらい
それ専用の投票ブースに
連れて行かれることになる
私が
投票する人の 名前を
直前まで 母の耳元で
囁き続けたとしても
離れた瞬間 記憶が消える
なんてことは
認知症母なら
フツーに あるある
だから 当日
家を出る 前
私は 小さな付箋に
その人の名前を 書き
投票用紙を受け取ったら
そこに この名前を書くのよ
と言いながら
それを 母の手のひらに
テープで貼った
母は
わかってるわよ~
と 屈託なく言ってたけど
その付箋にある 名前が
何を意味するのか
忘れる
または
手のひらに
付箋がついていること 自体
忘れる
といった
想定破りのことが 起きるのが
認知症
先に 投票を終え
出口で 母が出てくるのを
待っている間
私は
気が気じゃなかった
母は
会場から
車椅子を押してもらいながら
出てきて
出口に 私の姿を認めた時
ピースサインをしてみせた
やった!
ミッション コンプリートだね!
と うれしかったのは
一瞬
だって
よくよく考えれば
母は 認知症
実際 コンプリートしたかは
闇の中
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みなさま
今回 更新をすることが出来て
私 ぷりん
多分 復活しました
また ブログ
続けていく所存ですので
今後とも よろしく
お願いいたします
