2021年
皆さま
如何 お迎えになりましたか
今年の年賀状は
コロナ退散の 願いを込めて
アマビエ柄の牛を 描いてみました
ホント 去年は
世界中が コロナに振り回された
大変な一年だったので
年末年始は
母のデイホームが お休みなので
年末 私は
母と一緒に 台所に立って
毎年恒例 おせちの準備に
てんてこ舞い
ま てんてこ舞いするのは
私だけで
母は あくまでマイペースだけど
ここのところ 何年かは
市販の おせちのお重を
買っている
なのに 何故か 毎年
昆布巻きとか 千枚漬けとか お煮しめとか
きんとんとか 蛸酢とか たたきごぼうとか
焼海老とか なますとか
…って
それに 練り物と 数の子 いくらをつけたら
ほとんど おせち 完成じゃん
買う必要 ないじゃん
…ってくらい 作っちゃうんだよね
まるで パブロフの犬
ああ 習慣って恐ろしい
元日の朝
華やかに盛られた おせちのお重と
手作りおせちが盛られた
数々のお皿を 前に
母は
あらまあ すごいごちそう
どうしたの?
何かいいこと あるのかしら
と
目をキラキラさせて 歓声を上げる
自分が手伝ったこと
今日が元旦だ
ということは
きれいさっぱり 忘れているらしい
そして
私 ホント 幸せね
暖かい部屋で
こんなおいしいものが 食べられて
という言葉に続けて
いつものように 涙声で付け加える
戦争で亡くなった人が かわいそう
その言葉に 私は
そうね このコロナ禍も大変だけど
戦争の時代は
もっと大変だったでしょうね
と 返事を返す
ご馳走を前にすると
母と この一連の会話をするのは
我が家の お約束
今回は 新年なので
その後 ふたりで
新たな年が平穏であるように 願いつつ
買ったおせちと 手作りおせちを
いただいた
そして
元旦の 昼
再度
お重と 手作りおせちを出した
母が
あらまあ すごいごちそう
どうしたの?
何かいいこと あるのかしら
と 目をキラキラさせて
…以下 3日程リピ 続く
多分
先が読める 同じ会話を
延々 繰り返されるのは
ホント 疲れる
でも
ひとつのおせちで
こんなに 何回も喜んでもらえて
こんなコスパいいこと ない
これも 事実
こんな風に
いいところを 見よう
見つけてみよう
認知症母との 生活をする中で
いつからだろう
そう 考えるようになった
イライラする できごとも
ちょっと 視点を変えれば
違うふうに見ることが できる
60代になって
人生の終わりを 意識することもある
今日この頃
限りある時間を
イライラして過ごすより
笑って過ごしたほうが ずっといいもの
コロナ禍の中で 感じたことがある
平穏な暮らしが
当たり前ではない ということ
友だちと会って 思いっきりお喋りしたり
ハグしたり
好きなミュージシャンの ライブに行ったり
好きなスポーツの 観戦に行って
大声を出して 応援したり
そんなことが
実は とても幸せなことだ ということ
コロナ禍がなかったら
それって
もしかしたら 一生 気づかなかった
これもまた 視点を変えて見た
コロナ禍であった 良かった点
あ もちろん
コロナ禍が あってよかった
って意味では ありません
早く収束して欲しいです
そして
収束した暁には
また たくさんの人と会って
たくさんの経験をして
たくさんの思いを 感じたい
だって
生きる歓びって
絶対 そういう中に あると思うから
皆さまにとって 新たな年が
健やかで 明るいものでありますよう
お祈りいたします
本年も どうぞよろしく
お願いいたします
