今回のマンガは
友人から聞いた 実話です
その話を聞いた時
お札が
二重になった封筒の間に 挟まれてた
というオチよりも
Rちゃんと同じ状況に立ったら
私だったら
どう思って どうするかな
他の人は どうなのかな
と
そこのところに とても興味を覚えて
マンガにしてみました
ことの流れは こういう具合
Rちゃんの知人で
プロもびっくりレベルの
スウィーツを作る 奥様がいて
世話好き Rちゃんは
毎年 この季節になると
その方のつくる
ほぼ材料費のような値段の
美味しいシュトレンを
希望者を募って 注文していた
Oさんは
自分の知人に渡す分も含めて
購入し
1万いくらかのお金を Rちゃんに渡した
そして Rちゃんは
その封筒を 家に帰って 開いてみた
そしたら なんと!
1万円 足りなかった
ちょっと Oさん!
1万円 入ってなかったわよ
いつものように 率直に そう言う
Rちゃんに対して
えっ そんなことないって
私
失礼のないように
わざわざ銀行で ピン札に替えて
確認しながら 封筒に入れたんだから!
Rちゃん以上に 率直に反論する
Oさん
Rちゃんが 封を開けた時
どっかに 紛れ込んだんじゃないの
よく 部屋 調べてみてよ
と 一歩も引き下がる気は ない
一方
Rちゃんも負けてはいない
折返しの電話で
調べたけど なかったわよ
やっぱり あなたの勘違いじゃないの
勘違い? 私もボケてるかもだけど
あなただって 相当よ
と 傍から見ると
丁々発止のやり取りを
ふたりで 延々 続けたそうだ
もちろん 笑いながら
私は
お金を預かった Rちゃんのことも
預けた Oさんのことも
よ~く知っている
ふたりは しょっちゅう
歯に衣着せず 言い合ってる
それが お互い
楽しくて 心地良い関係
なんだと思っていた 私は
Rちゃんが 今回 この話を
私にしてくれた時の 前口上は
マンガのネタになりそうな
笑える話 あるわよ~
だった
でも
実際は
そんな彼女でも 今回のことでは
ビミョーな感情が
結構 交錯したらしい
だって
家のどこを 何回探したって
1万円なんて 見つからないんだもの
ああ お金を受け取った時
すぐ 確認すればよかった
とか
みんなを喜ばせよう
と思って やったことだけど
そもそも こんなおせっかい
しなきゃよかった
とか
色々な思いが 次々
頭に浮かんできたわ
思い余って 夫に相談したら
Oさんとの関係を 壊したくなかったら
1万円は キミが被るしかないね
と言われて
そうだよね とも思うけど
でも 気持ち的に
どうしても 引っかかるものがあって
そうして
自分や 相手や この状況に
悶々としていた中で
何気に
Oさんが渡してくれた封筒を
逆さにして 覗いてみたら
ハラリ
と 1万円札が落ちてきたのよ
まるで マジックのように
よくよく見たら その封筒は
内側に青紫の薄い紙がついて
二重になっている 縦型の封筒で
多分 Oさんがお札を入れる時
1万円札だけ その間に入ってしまって
ピン札だったから
ぴったり 張り付いたように
そこに挟まってしまったんだよね 多分
そういう 想定外の形で
問題が解決した 後
Rちゃんは Oさんに
あの話 ぷりんちゃんに話したら
おもしろいから ブログで描きたい
って言ってたよ
と 伝えたらしい
Oさんのリアクションは
そりゃ 楽しみ~
というものだったそうで
ということは
彼女たちのキャラに拠るところも
多いんだろうけど
あれだけ 言い合ったけど
あれだけ 悩んでたけど
二人は
相変わらず仲良しで
なんか すご~く
うらやましかった
思っていることを きちんと口にして
それを きちんと受け止めて
返す
そこに
妙な深読みや お世辞 忖度などなく
いつでも 率直に語る
もちろん そこには
相手を尊重し
思いやる気持ちがあることが
大前提だけど
そんな人間関係が 持てれば
ひとは きっと
明るく 前向きに生きていける
そんな人間関係を 作っていきたい
実は いつも 私
そんなことを 考えてるんだ
おかげで
時々 痛い目にもあってるけど
