これは 実話です

 娘がピアスをやりたい と言って
家庭内で ひとしきり議論 している間に
すっかり 私も 若かりし頃のピアス熱が 再燃し
そんな時に 娘に誘われたもんだから
ホイホイと 娘と一緒に 
ピアスの穴を開けに 病院に行ったのです


そこで 待ち時間が長かったのが よくなかった
(と 人のせいにする)

痛かったぁ と 言いながら出てくる人
気分悪そうに 椅子に腰かけている人
(よく考えたら その人が ピアスを開けに来たのかどうかは 不明)
など を 見ているうちに
むくむくと 悪い妄想が湧いてきて
もう 頭は そのことでパンパン

診察室から 名前を呼ばれた時には
既に 気持ちは 帰宅態勢
どうがんばっても 椅子から腰が上がらなかった


でも いいんだ 
ほんの数日 だったけど 若い頃に戻って
ドキドキしながら ピアスのカタログとか 見て
すごく 楽しかった…

ああ 私って なんて安上がりな女