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素直がいいなあ。

とつくづく思う。


自分の人生は、

素直であれたら良い。


そう思うのに、つい嫌味や皮肉めいてしまうのは、昔からで、


これでも成長したと思うのは

あれがわたしか。

と、目の前の人は自分に他ならないと、

自覚するから。


ああ、私あんなふうにうつるんだ。

やだな。


と思う。




素直は言葉ではたやすい。


だけど24時間そうあれない。


ついムッとして、

つい自分の方がすごいと言いたくなり、

つい遠回しな言い方になる。


言葉は

近道は乾いている。

遠回りが湿り気を帯びる。





季節で言えば梅雨で、

紫陽花の葉にたたずむナメクジになる。





じっとりねっとり、ねばっこく、

ボディーブローのようにじわじわと後から効くのだ。


自分がラッピングされるなら


つるりとした上質な紙に包まれ、

オーガンジーやサテンのリボンがいいと思うのに


中身が伴わないと

それは不釣り合いだ、と思う。






可愛くない自分には

ラッピング不要。

むき出しで恥をかく方がよっぽど時短で良いのだ。


目の前にいる相手は自分で

相手は鏡。


時々思う。

あれが自分かあ。

そうかあ、

あんなに嫌味かあ、と。


だからわたしは素直な方へ素直な方へ軌道修正して、

また可愛いリボンで誰かへと渡されてゆきたい。


もらわれたら喜ばれるギフトでありたい。


梅雨が明けたら、カラリとした夏がくる。


嫌味は梅雨とおきざりにして、

素直な近道を駆け抜けたい。







Meg.