【第2回】その“型”はあなたに合ってますか?自分を削る前に知っておきたいこと
こんにちは、詩乃です。
前回のブログでは、私が気が付いた“型”の存在についてお話をしました。
今回はその話をもう少し掘り下げます。
講座や塾で学ぶことは、とても有益です。
でも、どんなに優れた内容でも、「あなたの型に合っているかどうか」がとても重要だと私は思っています。
この話を説明するとき、私はよく“クッキーの型抜き”に例えます。
たとえば、あなたが持っている「生地」が、星の形にぴったりな柔らかさや粘り気だったとします。
でも、あなたが通っている講座の「型」が、ハートや五角形だったとしたらどうでしょうか?
…その型に無理やり合わせようとすれば、あなたは星型のままではいられず、
自分の一部を切り取ったり、押しつぶしたりして“その型”に無理やり入らなければなりません。
そして気づけば、自分でも“何のためにやっているのか”がわからなくなってしまうこともあるのです。
またもし、その切り取った部分が、あなたのいちばんの個性や強みだったとしたら──?
それは、「あなたらしさ」を削ってしまうことにもつながります。
結果として、本来持っていた魅力や力がうまく発揮できず、
どこかで見たような、ありふれた“型どおりの何か”に収まってしまうかもしれません。
逆に、あなたの素材と相性の良い“型”を選べば、そのままの方を活かし美しく仕上がることだってあります。
私は最近、この“型”というものが実はとても深いテーマなのではと思うようになりました。
というのも、“型”というのは日常の中で無意識に身についてしまっているものだからです。
あまりに当たり前すぎて、自分では気づきにくいんです。
あえて意識しないと見えない、ホクロや古傷のようなもの。言ってみれば、“脳筋”ならぬ“脳型”です。
さらに私の場合、自分に合わない型に無理やり合わせようとした結果、
過去のトラウマに触れてしまうことが何度もありました。
私は学生時代のいじめにあった経験から、人と関わることや、人の輪に入ることに対して、深い不安や恐れを抱くようになりました。
表面的には明るく振る舞えても、心の奥では人との接触にとても敏感です。
私にとって、「集客」や「営業」は、ただ苦手というレベルを超えて、精神的に自分を傷つけかねない“アレルゲン”のようなものでした。
ある意味、これはアナフィラキシーショックのようなものだと思います。
外からは見えない心の傷なので、他人からはその深刻さがわかりません。
でも、それを“ただの甘え”と一括りにして「やればできる」と一律に励まし無理を通してしまうとさらに深く傷つくこともあります。
精神に直結する問題なだけに、下手に触れれば、かえって人を追い込んでしまうこともあります。
だからこそ、一定以上に抵抗している人には“ただのわがまま”と追い込むのではなく、その抵抗感の意味を汲み取り別の道」を提案する必要があるのではないかと思うのです。
第3回では、私自身の“型”である「芸術型」について、もう少し具体的にお話しします。