それはある春の日のことでした。
妹のみどりからLINE。
「お姉ちゃん、スーパーに買い物いってくる。
雨が降ってるから傘がいるね。
3分まったらいい?了解です。」
「なんのこと?今日はいい天気だし、支離滅裂だよ」
「うん。だから猫はこわい」
やりとりがかみ合わなく、出かけた妹から
ドンドン来るメール。
徒歩10分もかからないはずのスーパーからなかなか帰ってきません。
妹みどりは、母さくらとずっと同居しており、70代の母の世話を細やかにしてくれる優しい子でした。
仕事先でトラブルがあり、母のことも心配だと仕事を辞めて、ずっと一緒に生活しています。
よく車椅子を押して買い物や外食に出かけていて、仲良しで何よりだと思っていました。
…このときまでは。
何かが、妹に起こっている。
空は青く、気持ちのよい昼下がり。
どうしたんだろーと呑気に自転車漕いで迎えにいく私。
このあと怒濤のトリプルケアに巻き込まれて行くとも知らないで…。
