夢を見た。
沢山の子供たちが、部屋の中で楽しそうに遊んでいる。
どの子もみんな、ゲラゲラ笑っておおはしゃぎ。
ふざけ合って、私にも変な顔をして見せる。
もう、ただただ面白くってたまらず、収拾つかないくらいのハジけよう。
みんな好き勝手に走り回ったり、飛び回ったり、奇声をあげたりしていた。
何をしったって構わない、誰にも何にも言われない。
見ている私まで、楽しくってしょうがない。
しきりに小学2、3年生の男の子が私に話しかける。
面白いギャグを言って、私がお腹を抱えて笑ってツッコミをいれながら、
目が覚めた。
なぜだかふっと、涙が流れた。
寝る前に見ていた、奈良美智の絵の中の子が影響したのか。
私の中の子供が、夢の中で大騒ぎしていた。
息苦しいーーー!!
おとなぶるなーーー!!
時々、私の無意識は
こんな素敵なおくりものを、夢にのせて届けてくれる。
おとうさんは、クリスチャンの祖母から勧められ、洗礼をうけていた。
私も、教会主催の子供向けの日曜学校に通っていて、寝る前や食事の時にはお祈りをしていた。
でも、おとうさんは仕事や趣味の絵画が忙しくなってからは、礼拝に行く事もほとんど無くなり
祖母が他界してからは、いよいよもう、お祈りさえやらなくなっていた。
のに。。。
認知症を発症してから、とても熱心に聖書を読むようになった。
一日中、赤線を書込んだり付箋をつけたりして、数年間は毎日、そんな様子で過ごしていた。
でも、ある時から読みながらブツブツと怒った口調で独り言。
その時期は、妄想のひどい時だったから特に気にも留めてなかった。
そんな事が続いていたある日。感極まった表情で興奮していて
その内、突然
「この中には、真実は書いてないーーー!!!!!」
と泣き叫びながら
あんなに大切にしていたその聖書を、ゴミ箱に投げ捨てた。
そして、もう二度と聖書を開く事は無くなった。
事実、キリスト教のいろんな部分は聞いた事があるから、私はまんざら、おとうさんが妄想だけでおかしな事を言っているとは思えなかったけれど。
「前世」というものがあるのかどうかって、確かめようが無いことだから、
信じるか信じないかはあなた次第です! の世界だけれど
私には妙に、しっくりくる内容もあったりする。
そのスジの方から教えてもらったのは、
私とおとうさんは親子二人で、キリスト教の伝道師をしていて
そこでのドラマは、今の私たちに共通することが多かった。
私がどんどん先をいく姿を、保守的なおとうさんは、いつも制止していたらしい。
おとうさんにすれば、もちろん愛から発した心配なんだろうけれど
私にとっては、そんなの本当の愛なんかじゃないのに!と思ってしまう。
今生も、同じドラマを私たちは経験した。
生まれ変わっても、残された想いは姿かたちを超えて繰り返し、何度も経験していくのかな?
でもそんな繰り返しに、おとうさんは終止符を打つ事を決めたのかもしれない。
私は、宗教ではないけれど自分なりに、沢山の本を読んでスピリチュアルな哲学を学んでみたり
毎日瞑想してみたりがんばっていた。
だって、心が自由になりたかったから!!!
それなのに、いつしか
神秘的なものに夢中になって、綺麗な光だけを追い求めながら
知識があることを誇りにしたり、人と比べて落ち込んでみたり
自分をじりじり苦しめて
全く気づかないまま
自由とは正反対に
がんじがらめの不自由になってしまってた。
そんな私に
不自由ニンゲン代表の、おとうさん自身が
私に「自由」を見せてくれた。
長い時を超えても、あれほど大切にしていた聖書を
捨ててみせてくれた。
同時に私も、本当は全く理解なんかしてなかった
沢山の精神世界の本を、思い切って捨てた。
捨てたって、何も困ることなんか無かった。
あれほど捨てるのが怖かったのに。。
私とおとうさんは、幻を追っていたんだよ。
嘆き、苦しみ、
ようやく受け入れた今から
本当の自由を感じれるのかもしれない
夜中3時
突然、おとうさんが私の部屋のドアを開けて
「SAYO!! クルマ!クルマ! 車出してっっ!!」 凄い形相
は?
「銀行、行くからっ!!」 もう着替えてた
「1500万、年金が振り込まれたって連絡あったからっ!!!!」
(`Δ´)
あらー そうなんや。。 (1500万か、そうきたか。)
うーーーん
おとうさん、外見て!
ガラッ (窓の外は当然真っ暗)
「暗い。。。。」
そうやね、暗いってことは~~??
「夜。。。。。」
夜ってことは、銀行は~~??
「開いて無い。。。。」
「どうしたらいいと?。。。」
寝ようか?
ーーー 布団に戻った。 やれやれだよ ( ̄_ ̄ i) 何よ1500万て(笑)
15分後
ガタガタ ガタガタ
キタキタキタ やっぱ来たーー(x_x;)
「SAYO!!クルマ!クルマ! 車出してっっ!!」
「銀行に1500万、年金が振り込まれたって!!!!!」
(新鮮な表情で言ってた。。)
おとうさん、外見て!
ガラッ
「暗い。。」
夜やね? 夜ってことは? 夜ってことは~~~~?
「銀行開いてない」
そうやね。寝ようか??
ーーー布団に戻った。。。はぁ。。。
5分後
ガタガタ ガタガタ
起きるの 早くなっとるやん!!!!
バンッ と入ってきて
もうすでに起きている私に、おとうさん
「銀行!!!」
(ショートカットしたみたい)
私も
「よるっっ!!!!」
すぐに布団に入ってくれた。。。。
のも、つかの間
その後、リピート×3回 くらい。
やっと、階段の上り下りに疲れて くたくたになってくれて(;^_^A
平和な夜がやっときた。
と、思ったら
あっと言う間に、朝が来た。
チーン!