過去の、ある日の日記より…


夜、またもの凄く興奮している、おとうさん。

玄関に小走りに向かうので、また外へ出て行くのだろうと、慌てて止めようとすると…


玄関の靴箱の板を、バリーーッッて… ひっぺがした!!!!

そして、その木の板(元・靴箱)を抱えて

「近所の神社に行く!ヾ(。`Д´。)ノ」 と言ってきかない。

意味がわからず、よく聞くと

「奉納する!」・・らしい。

… な ん で? …

要するに、木の板を神社に奉納したくてたまらんらしい。

んー? なぜに、靴箱の板を選んだ?? ヽ((◎д◎ ))ゝ いや、そもそもアナタ、クリスチャンでしょ?! 


「バチが当たるから、止めて!」(本当は「恥ずかしいから」)って止めても、振りほどいて出て行く。

鬼気迫るおとうさんを、誰も止めれず。

もう夜中だし、うるさいからとりあえず落ち着かせるために、神社まで行ってすぐに戻ってきた。

もちろん、奉納は断固阻止した!!

帰宅後、何とか寝てくれて私たちもほっとした。

のも、つかの間。。

次の日の早朝4時。ガタガタと音がして飛び起きたら… 

おとうさんは、私が隠しておいた例の奉納の板(元・靴箱)を引っぱりだして玄関を飛び出した!

こうなったらもう、あきらめて私は仕方なく同行した。

とうとう神社について、目の前にそびえる長ーーい階段を少しも怯まず、おとうさんはズカズカと上っていく!

普段なら、「きつい」と言って絶対に上がらないので、かなりマジなんだとビックリした。

しかし。。少し上がったその時。

おとうさんは、突然、階段横の草の茂みに入っていった!

神社の階段だから、かなり急斜面で足場も悪いのに、草をかきわけガンガン入って・・

草むらに… 投げたー!!

大事なうちの靴箱の板っっーー!( ̄□ ̄;)

… じゃなくて奉納のための板を!!


「奉納って、そんなかんじでいいの!???」草むらに投げ入れるって?! つい、口走る私。止めるはずが・・

「これでいい。奉納できて、ほっとした」と本人は一安心していた。


私はあまりに突然の事で、止める事もできなかったし、かといって茂みに入って板を探すのも嫌で。

もう小走りに、おとうさんと逃げた(笑  (一応、神様には後日謝ったけど)

まあ、朝4時で人がいなかったから、良かったよ。。

これを見られたら、バチ当りってのと、単なる不法投棄で怒られるよ~!!(>_<)


その後は何も無かったように、おとうさんはこの日の事は口にしなかった。

調子が悪くてもうろうとしていたから、忘れたんだろうと思った。

私も、もう忘れかけていた約1ヶ月後のある日の早朝…

おとうさん突然、「とりに行く!」(`Δ´)

玄関を飛び出してまた神社へ行き、あの階段横の茂みにズカズカと入った!

「覚えていたのね…」 と変な感動が頭をよぎる私。。

何と驚くべき事に!! 無事に例の奉納した板を見つけて小脇に抱え

「もういいやろ。」

… 何が、いいのかは不明。。。

帰宅後、奉納していた板は無事に、

平凡な「靴箱の板」としてきちんと収まったのであった。

ふう。。