※この記事はstand.fmで配信した音声の内容を基に
編集・執筆したものです
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育児ノイローゼ寸前に出会った
ある1冊の本がきっかけで、
私がはじめて
自他境界(バウンダリー)
をはっきりすることができたお話です。
当時、長女が3歳になった頃。
初めての育児で分からないことだらけ。
さらにそのころの私は
完璧な母親にならなきゃ
と思っていたこともあり、
子育てが本当にしんどかった。
そこで、
子育て本に救いを求めて本屋さんへ。
育児本のコーナーには
「子どもがすすんで勉強するようになる」
というような、
親の理想の子どもにするための本や、
「怒らない子育て」
のような、
一般的に「良い」とされている子育てをするための方法が書かれている本が多いなか、
「お母さんが幸せになる子育て」
というタイトルの本に目が留まりました。
その本を手にとると表紙の帯には
「愛情という名の呪い、かけていませんか?」
と書かれてあります。
え、愛情が呪い!?
という衝撃。
著者の心屋仁之助さんは
今はJin佐伯仁志という本名で
音楽活動をメインにされていますが、
当時は
性格リフォーム心理カウンセラーという肩書で
心のことをメインに活動されていました。
TVにも出演されていて
とても有名な方だったようなんですが、
あまりTVをみない私は存じ上げておらず、
ただタイトルに惹かれてこの本を購入しました。
少し余談にはなりますが、
育児中は物事が自分の望むタイミングで完結することってほとんどなくて、
子どもが泣いたり「ママ~」って話しかけられたりして
中断されるのが当たり前。
そんな中、なぜかこの本は
読み始めたら最後までいっきに邪魔されることなく読み終えることができた記憶があります。
(まるで神さまが「早く読み終えなさい」と采配してくれたかのよう)
本の内容をざっくりまとめると、
子どもは2つのタイプに分けられて、
自分の子どもがどちらのタイプかを見極めて、
信じて見守りましょうというものです。
その2つのタイプというのが、
①ちゃきちゃきマルチタイプ(前者)
●まわりの空気が読める
●聞き分けが良く年齢の割に知的
●比較的容量が良くちゃっちゃと物事がこなせる
②お花畑スポットタイプ(後者)
●空気が読めない
●年齢より幼さを感じさせる無邪気な子
(いわゆる天然、癒し系、マイペース)
●集中するとまわりが見えなくなる
そしてこれは大人にも当てはまります。
自分がどちらのタイプかを見分ける方法はたった一つで、
「頭が真っ白になるかどうか」。
頭が真っ白になった経験がないなら前者、
頭が真っ白になった経験があるなら後者です。
この前者と後者がいかに違うのかということも
この本の中にたくさん書かれています。
私は子育てのしんどさから解放されたくて
この本を買って、
もちろん子育てもすごく楽になったんですけど、
この前者後者の話で
思いがけず夫婦関係がすごく救われたんです。
私は結婚してからずっと、
夫のことがよく分からない
ということで悩んでいました。
「夫婦なんだからもっと分かり合えなきゃ」
「このままではだめだ」って
ずっと自分を責めてました。
でもこの本を読んで、
自分が前者、夫が後者に当てはまると分かり、
さらに前者と後者がいかに違うのかということを知って、
「あ、私、夫のこと一生分からんわ」
ってすがすがしく諦められたんです。
「私は夫のことは分からない」
ということが分かったんですね。
今振り返ると
このときに私の中で、
自他境界線というものができたと思っています。
自他境界(バウンダリー)というのは、
自分は自分、他人は他人という
自分と他人を区別する心の境界線のこと。
HSPさんは
この自他境界があいまいな人がすごく多いです。
私もそうだったんですけど、
自他境界があいまいな状態のときは、
自分は自分、他人は他人って線引きすることって
なんか冷たい人みたいだなって感じてました。
でも、
自他境界がはっきりしてきた
今の私が思うのは、
自分と他人は違うって
きちんと線引きができるからこそ
その違いを尊重できるし、
自分のことも相手のことも
お互いのことを大事にできます。
例えば絵の具の赤と青があって、
自分が赤、相手が青だとして、
混ざると紫になる。
これが自他境界があいまいな状態。
自分は本来は赤のはずで、
紫ではないんだよね。
だから自分の色が分からなくなるし、
相手の色も分からなくなる。
夫婦や親子など近い関係性だと、
分かり合わなくちゃいけないって思いがち。
でもそんなことないんだよね。
私はこの前者後者の話を知る前は、
よく夫に対して「なんでなん!?」って責めてました。
夫ね、よく忘れるんですよ。
提出書類とか、行事ごととかね。
私からするとありえないことばっかり。
あとになって分かったことは、
どうやら夫はADHD気質のようです。
でも当時は、
私も夫自身もそのことを分かってなくて、
よく「なんで忘れるん!?」って責めてました。
でもそこに理由なんてないんですよね。
これって、HSPの私に
「なんでそんなに疲れやすいの?
なんであなたはHSPなの?」
ってきくのと同じことだなって
今振り返ると
申し訳ないことしたなぁと思います。
今回は1冊の本から私が救われたお話でした。
よかったらみなさんの大切にされている本も
ぜひコメントで教えてくださいね。
他にもまだ私が救われた本たくさんあるので、
またの機会にご紹介できればなと思っています。
生きづらさを抱えているHSPさんが
少しでも軽やかに
楽に生きられるヒントになりますように。
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