異動するたび。
『ボーッと観る会』、夜の部。
瞑想後のシェアタイム。
近況も含め、何でもOK。
コンサルタントのTさんは?
「退職を決めてから。」
「これまでの社歴を振り返ることが。」
ふむふむ。
「いまになって、気づいたことも。」
何なに?
「上司とは、あまり反りが合わなかったなって。」
ほー。
「もちろん、何度も上司は代わりましたが。」
ましたが?
「長く仕えるほど。」
ほど?
「リスペクトできなくなって。」
あら。
「一人ぐらい、相性のいい上司と出会っても。」
なるほど。
・・・ちょっと観じたことをお伝えしても?
「ええ、もちろん。」
五行では「土」気旺盛なTさん。
まさに、「土」らしいなって。
「と言うと?」
「土」って、陰陽どちらもなエネルギー。
2つの異なるモノを1つに融合。
心理に作用すれば、
「つながる」ことが歓びに。
「なるほど。」
つながれなかったのかもしれませんね。
「ああ・・・たしかに。」
なぜでしょうね?
「ひとつ、思い当たることが。」
何なに?
「これだけ仕えてきたのにって。」
なるほど。
まさに「土」の二面性。
「と言うと?」
これだけ、尽くしたのだから、
これぐらいは、返してほしい。
「見返りですか。」
得られないと観じられるたび、
リスペクトできなくなります。
「たしかに。」
リスペクトできない時点で。
上司のすべてが「イヤ」に。
「なるほど。」
「だから、いろんなタイプの上司がいたのに。」
ええ、前提が「つながれない」ですから。
すべて「イヤ」な振舞いとして。
「見返りの有無で。」
「心が揺れない強い自分になりたいですね。」
・・・ああ、それもわかりますが。
「ますが?」
こんな観方も。
ピピッときたのが、こちら。
「無源の力」
清水慈永 Kindle電子書籍
> 自我は、自分が無くなることが、一番怖い。
> だからこそ、「こうあってはならない世界」を持ち、
> 自分という存在を強固にしている。
「自分を強く持つ」道もあれば。
「自分をなくす」道も。
「なくすんですか?」
主役を「自我」から「無私」に。
「無私?」
「土」気旺盛な日本人。
「私」より「公」に意識が強いのも。
「自我」が薄いから。
「なるほど。」
青少年期。
誰もが「自分とは何か」を。
「『自分探し』ですね。」
でも、「土」気旺盛な日本人。
探せば探すほど。
陰あれば、陽あり。
賢くありたいと思うほど、
愚かな自分を思い知る。
優しくありたいと思うほど、
冷たい自分を思い知る。
なんだ、どちらもあるじゃないか。
個性とは、偏り。
「どちらか」の集積。
「どちらも」あることを知れば知るほど。
確固たる「自分」が薄れていく。
「その先にあるのが『無私』ですか?」
「私」が薄れると。
「わたし」が顕(あらわ)れます。
「個人としての自分を超えた感覚ですね。」
ええ、だからこそ。
私たち、日本人は。
場の空気を読み、
振舞いが同調しやすいんです。
「ひとつ、気になることが。」
何なに?
・・・ああ、それ、私も。
続きは、明日です。
今日は、ここまで。
また、明日。
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