根っこは、同じ。
「ここしばらく不調が続いて・・・。」
Tさんは、30代の女性。
臨床検査技師として、病院でご勤務。
先日、陰陽五行セミナーの基礎&応用にご参加。
ここしばらくのご自身の不調をね。
五行で観てみたいと。
「チャレンジしてみましたが、なかなか難しくて。」
「では、ネタを提供頂ければ、お手伝いしますよ。」
Tさんは、「金」の気が旺盛なきっちり屋さん。
時系列で詳細なネタを頂きました。
一昨年の夏から現在まで。
<2013年夏>
1.職場である検査室の向いが霊安室。 → 何となく気になる。
2.クーラーの冷えを強く感じる。 → 数か月間続く下痢、口内炎、不整脈。
3.資格取得に向け、過密スケジュールの習い事 → 約1年間。週半分は22時頃帰宅。その後、家事。
4.就寝前にスイーツ&コーヒー → 自分へのご褒美。習慣化。
<2013年秋>
5.乳腺の痛み。 → 検査したが異常なし。
6.人生初のインフルエンザ → 仕事のストレスが増した時期。
<2013年冬>
7.逆流性食道炎&胃炎を発症。
8.大好きな伯母さんのガンが発覚 → 悲しみ、ショック
9.伯母のご主人が勤務先の病院で手術 → 伯母の代わりに頻繁に見舞い。使命感。
10.叔父の末期ガン発覚 → 悲しみ、ショック
11.足に体験したことのない強い締め付けが続く → 「水を抜く」漢方薬で収まる
<2014年春>
12.数日間、ボワボワと耳鳴りが続き、鼓膜が痙攣 → 原因不明。血流促進剤の服用で収まる
<2014年夏>
13.同い年の親友が手術 → ガンの疑いがあり、ショック。
14.お父さんがガンの疑いで検査入院 → 心配、ショック
15.膀胱炎を発症。
以上
うーん、いろいろあって大変でしたね。
補足として、Tさんの五行特性を示すエピソードを。
>職場の同僚のおばさんが、娘さんが結婚するから金曜日、土曜日と休みを取りました。
>その間、私が一人で勤務だったのです。
>
>さらに月曜日の午前中は、凄く忙しくて常識では休みを取れないはずなのに
>
>「娘の新婚旅行の見送りに行くので、午後から出勤する。」
>
>と云われました。
>私はそれが理解できなかったのです。
>忙しいのに、休んでまで新婚旅行の見送りに行くものなのか。
>
>今回だけでなく、いつもいつも理由をつけては、すぐに休もうとするズルさが私としては許せなかったのです。
Tさんも当時は心身ともに余裕がなかったと。
けど、このエピソードには、五行のある特性が出ています。
ちなみに、Tさんの顔、体型。
小顔、頬骨が発達、背が低く締まっている。
見た目もキリッとしててね。
しっかりしたお姉さんってかんじ。
さて、ネタは揃いましたね。
これを五行で観ると?
はい、もう一度、五行の整理。
・木 → むくむく → 肝 → 春に旺盛になる上へ上へ昇るエネルギー
・火 → ぱぁーっ → 心 → 夏に旺盛になる全方位に広がるエネルギー
・土 → どぅる~ん → 脾 → 土用に旺盛になる陰陽調和のエネルギー
・金 → きゅっ → 肺 → 秋に旺盛になる収めて締めるエネルギー
・水 → ぎゅ~っ → 腎 → 冬に旺盛になる固めて内燃するエネルギー
この世は、すべてこの5つのエネルギーからできている。
物理だけでなく、生理も、心理も。
この5つのどれかが不調和の原因となっている。
過剰に使い過ぎて、「実」しているのか。
ヘロヘロに弱って、「虚」しているのか。
まず、現状認識としてね。
五行のいずれかの「虚」か「実」かを明らかに。
今回は、項目数が多いので。
各項目ごとに観ていきましょう。
1.職場である検査室の向いが霊安室。 → 恐れなら「水」、厳粛なら「金」。
2.クーラーの冷えによる下痢(水、土)、口内炎(水、土)、不整脈(水虚→虚火)
3.資格取得に向け、過密スケジュールの習い事 → 使命感なら「金」、根を詰めたら「水」
4.就寝前にスイーツ&コーヒー → 五味で「土」と「火」、「水」と「金」に対する拮抗
5.乳腺の痛み。 → ホルモンとしては「水」、経絡としては「土」。
6.人生初のインフルエンザ → 「金」
7.逆流性食道炎&胃炎を発症 → 「土」
8.大好きな伯母さんのガンが発覚 → 喪失感に対する怖れ、ショックは「水」
9.伯母のご主人が勤務先の病院で手術 → お見舞いへの使命感は「金」
10.叔父の末期ガン発覚 → 喪失感に対する怖れ、ショックは「水」
11.足に体験したことのない強い締め付けが続く → 「水」
12.数日間、ボワボワと耳鳴りが続き、鼓膜が痙攣 → 「水」
13.同い年の親友が手術 → 喪失感に対する怖れ、ショックは「水」
14.お父さんがガンの疑いで検査入院 → 喪失感に対する怖れ、ショックは「水」
15.膀胱炎を発症 → 「水」
と、ほとんど「金」か「水」に。
金+水=陰
陰に偏ってましたね。
Tさんは、もともと「金」のエネルギーが旺盛。
同僚のおばさんの休暇取得を責めてしまうのも過剰な「金」。
「きゅっ」と締めて裁いてしまう。
正義感、使命感、「ねばならない」が強くなります。
「水」のエネルギーを過剰に使うとね。
水剋土
逆剋が起こります。
逆流性食道炎や胃炎、口内炎、下痢は、そのせいかと。
過剰に使って実すれば実するほどにね。
その後、ヘロヘロに虚します。
これを「自剋」と云います。
虚と実の波の振幅は同じ。
過去記事 をご参照ください。
鼓膜の痙攣、足の締め付け、膀胱炎などは、水の虚と。
全体的に観てね。
「金」の「きゅっ」と締まり過ぎ。
そして
「水」の「ぎゅ~っ」と我慢し過ぎ。
症状としてはね。
「水」が実して、その後、虚したかんじ。
自然界で「水」という「ぎゅ~っ」のエネルギー。
人では「腎」と云います。
「腎虚」かな。
じゃあ、どうやって腎を補うかって話になるんだけどね。
今回は、そこじゃないなあって。
目先の対処に過ぎない。
一昨年の夏から。
Tさんにとっては、ストレスを強く感じることばかり。
けど、それさえも相対的。
同じ環境でも大してストレスを観じない人もいる。
「金」のエネルギーが旺盛なTさん。
どうしても正義感で裁いてしまいがち。
相手も、自分も。
「ねばねらない」が強くなる。
それって、無理してるからね。
「ぎゅ~っ」と我慢が必要。
金生水
「水」のエネルギーも過剰になりがち。
「ねばならない」 → 「まあ、いいか」
『Tさん良い加減プロジェクト』を結成したいところ。
その観方を変えるお手伝いとしてね。
陰陽五行を活用してもらえれば。
後日、Tさんから頂いたメール。
>ホント「金」か「水」ばかりですね・・・
>陰に偏り過ぎてビックリです。
>完璧主義、ねばならない、人や自分を裁くこと、白黒はっきり付けたい自分がいることに向き合ってきました。
>昔よりは少し和らいだつもりでしたが、やはり金のエネルギーが強く出てますね(苦笑)
つい過剰になりがちな「金」のエネルギー。
当然、ご自身でも認識されてましたよね。
でも、自分のことって、なかなか冷静&客観的に観られません。
鏡となる相手が必要です。
濃密過ぎたTさんの経験。
その経験が鏡として、Tさん自身を映し出してくれたようです。
>今年の2月、経過観察中でした父親が急にガンの手術をしました。
>私のバランスが取れていたためか、凄く冷静に受け止められました。
>ショックはありましたが、悲しみや恐れの渦の中に入りこまないで、
>自分にできる範囲で何ができるのか?って考えていました。
>自分を犠牲にしないで大切にしつつ、相手と関わる距離感が何となくつかめたのかもしれません。
>今回は父が手術をし、かわいそう、心配、頑張って助けてあげなくては、という思いよりも、
>父が病気になった意味を父自身が気付き、今までの自分を省みてほしいと願い、
>応援する側に私がいました。
>自分のバランスが取れている状態で、以前と同じような悲しみの事象が起きても、
>感じ方や捉え方、対処の仕方が変わってくるものだと感じました。
>いかに、バランスを取るのが大事なことで、バランスが取れていると何事にも振り回されない自分でいられるため、
>自分が生きやすくなるのではないかと思いました。
嬉しくないですか?
こんなメッセージをもらったら。
Tさんは、もう大丈夫。
まだまだ、波は来るでしょう。
けど、波に乗るバランス感覚を身につけられました。
ここしばらく、ちょっと強めの波が訪れたのもね。
それを身につけるためだと。
この「バランス」。
東洋では、「中庸」と云います。
生きていくということは、虚と実の波の繰り返し。
バランスを崩すことの連続。
肉体的にも、心理的にも。
だからこそ、バランスを取ろうとする観方が大事。
陰陽五行は、そのためのツール。
だから、陰陽五行でなくてもいい。
相対、相補、相似。
この3つの観方を学べるものであれば。
我流で勝手に解釈した『ひらがな陰陽五行』。
学問的正統性はありません。
気にもしてません。
考えるのではなく、感じるエンターテイメント。
白黒つけない良い加減な生き方。
私自身が生きるのが楽になった観方。
今回は、久しぶりに福岡で。
からだとこころのお手当研究家、島本智恵子 さんにお招き頂きました。
はい、セミナーのご案内は、以下のとおりです。
< 陰陽五行セミナー 基礎編 in 福岡 >
1.日時
平成27年6月30日(火)10時~17時30分 ※昼休憩1時間含む
2.場所
福岡市南区某所 (西鉄平尾駅より徒歩3分)
※詳細は申込完了時点でご案内
3.定員
10名
4.参加費
15,000円
5.内容
(1)この世はどうやってできたのか?
→なぜ、日本人は『八百万の神』なのか?
(2)易に学ぶこの世の法則
→なぜ、かわいい子には旅をさせるのか?
(3)陰陽を学ぶと使える5つの法則
①第1・3法則 一極に偏るほど水面下で対極も大きくなる
→なぜ、高所恐怖症の人は足がすくむのに下を見るのか?
②第2法則 この世はフラクタル
→なぜ、回覧板を手渡しすると領土問題が解決するのか?
③第3法則 相対的であるものは相補的でもある
→なぜ、銭形警部はいつまでも元気なのか?
④第4・5法則 陽極まれば陰となる
→なぜ、高田純次は鬱にならないのか?
(4)陰陽のなかに陰陽あり
→なぜ、燃え盛る炎にも陰があるのか?
(5)陰陽から五行へ
→なぜ、陰(金、水)と陽(木、火)に土が加わったのか?
(6)土が持つ裏の顔
→なぜ、季節の変わり目に「ご自愛ください」なのか?
(7)土は旺じない
→なぜ、「木火金水土」ではなく、「木火土金水」なのか?
(8)象が形をつくる
→なぜ、東洋哲学には「象」が頻繁に登場するのか?
6.申し込み方法
主催者島本智恵子さんのこちら の申込みフォームより
以上
波に呑まれてきたあなたに。
そろそろ乗りこなしていきませんか?
夏の博多でお待ちしております。
では、今宵はこのあたりで。