行くばかりだと消耗しますよ。
Mさんは、30代の女性。
一日中、ディスプレイとにらめっこ。
いつも肩、首のコリ。
なのに、今日は、これ。
「かかとが痛い」
おやおや、どうしましたか?
「昨日から歩くと右足のかかとが痛むんです。」
「ほお」
「体重がかかると、重鈍い響きが。」
ぶつけたり、外傷の記憶もなし。
急に痛み出したんだとか。
で、今日は、さらにひどくなってね。
びっこを引いてます。
まともに歩けないくらい痛いと。
経絡の流注(るちゅう)を覚えていらっしゃる方。
かかとですからね。
ああ、腎・膀胱経だなって。
すぐに目星がつきますよね。
脈をみながら、ツボを取ります。
腎経の照海で脈が穏やかに。
やっぱり腎だな。
腎は、冷えや睡眠不足で傷みやすい。
昨日から、急に寒くなったでしょ。
春の陽気から真冬に逆戻り。
カラダがついていけなかったのかも。
また、ここ最近、睡眠不足が続いているとのこと。
なるほど、わかりやすい。
親指でソフトタッチ。
・照海(左)-列缺(右)
・申脈(右)-後谿(左)
腎や膀胱に関連するツボです。
5分くらい気を流してね。
ベッドの周囲を歩いてもらいました。
最初の痛みを10としたらね。
6くらいまで軽減。
じゃあ、次はうつぶせになってもらってね。
腰にある腎兪(じんゆ)のツボ。
左が虚、右が実。
左右の腎兪に親指でソフトタッチ。
気を通します。
これで歩いてもらうとね。
6→3
に痛みが軽減。
もうひと押し。
腎は温めるのが効果的。
左の腎兪。
両手を重ねて。
手のひらで包み込むように。
で、もう一度、歩いてもらうとね。
「あれ、全然痛くない。」
「おお、やりましたね。」
「普通に歩けます。」
「イエーッ!」
二人でハイタッチ(笑)
かかとに触らないところがミソ。
先人の智恵ですね。
お手軽なケアとしてね。
「腰を温める」
ゲンコツで左右の腎臓を軽く叩いてね。
より響く側。
手のひらでも、蒸しタオルでも。
カイロを貼るなら、ご注意を。
あまり長時間貼り続けるとね。
カラダが自ら治す力を低下させます。
そうそう、足湯もオススメ。
足の裏は、腎の急所。
フローリングを裸足でペタペタ。
ご注意を。
腎は冷えや睡眠不足に弱い。
これは、定説。
で、昨日の記事。
「胃経は獲得」
のノリでいくとね。
「腎経はやる気」
増永先生はね。
クラウチング・スタートの姿勢を取った時。
緊張するのが腎・膀胱経だと。
発進態勢ですね。
それが象徴だとするとね。
物事を始めようとする意思。
継続しようとする根気。
腎が弱るとね。
やる気が湧いて来ない。
しかも、根気が続かない。
腎は生命力の大本。
何かを為そうとする決意、欲求。
それがないとね。
カラダもついてこないでしょ。
裏を返せば。
気合いを入れ過ぎるとね。
腎が消耗。
「気合いだ、気合いだ、気合いだー!」
アニマル浜口はね。
相当、腎を消耗してますよ(笑)
冒頭のMさんもね。
職場のシステムの仕様変更でね。
気が張りっぱなし。
トラブル続出でヘロヘロ。
カラダがついて来ていないのにね。
気合いで何とかしようとする。
これ、腎を傷めます。
スタートでは瞬発力が必要でもね。
最後まで全力疾走では持ちません。
風に身をゆだねて流す。
「人生、追い風参考記録」
で行きましょう(笑)
「人生前のめり」
のあなた。
良い加減で(笑)
では、今宵はこのあたりで。