新学期が始まったばかりだからと
長男家族は夕方には帰って行った。
残った次男夫婦と
晩御飯どうしようと言っていたら、
クマオが焼肉に誘ってくれた。
ハイボールにワインと
お酒も入ったせいか、
突然クマオが何の脈絡もなしに
次男夫婦に向かって言った。
「ボクはこの人(私のこと)が
幸せでおれるように
全力で支えていきたいと思ってる。」
へ?
一同のお箸が止まった。
次男の目が一瞬泳いだ。
嫁は満面の笑みを浮かべて
私とクマオの顔を見た。
私は言葉が出なかった。
傍から見ると
私はとても幸せ者だろうな。
クマオはこういう茶番が好きだ。
ちょっと罪なやつ。
さて昨夜、
改めてクマオに聞いた。
「何であの場であんなこと言うたん?」
「ほんまのこと言うただけや」
「〇〇(次男)が照れてたわ」
「シッ(笑)そうか・・」
今度はクマオが照れた。
セットアップはお得感あり。
