ドラマ「再会」が終わった。

純愛がらみのミステリー仕立てで

毎回楽しみに観ていた。

 

幼馴染4人が23年後に再会。

彼らが関わった23年前の事件の謎も

明かされ、

毎回散りばめられていた伏線も

きれいに回収された。

江口のり子さん扮する南良刑事の秘密も

芋づる式に明らかになり

何ともすっきりとしたエンディング。

 

そして予想通り、

淳一(竹内涼真)と万季子(井上真央)が

結ばれてハッピーエンドという結末。

 

 

だけど

どうしても気になるのが

淳一と同棲していた博美の存在。

 

事件の謎と同様に23年もの間、

秘められ続けた淳一と万季子の二人の

関係を成就させるために

博美をあそこまで物わかりの良い女性と

して描く必要があったのだろうか。

 

しかも淳一と博美、

ベッドに寝そべって向かい合い

手を握り合いながら

「未来の話をしよう」と言った博美に、

淳一が言うのだ。

「これからは万季子を支えたい」と。

 

え~!

一瞬聞き間違えたかと思ってしまったが

博美も

「好きだからって言えばいいじゃん」

「私はこの街、出てくね」とあっさり。

 

そして最後に淳一に抱きつき、

「大好き」と言って離れて歩き出すのだ。

 

 

いやいや、これはないわ。

いや、確かにこれを裏付けるような

伏線は確かにあった。

万季子と博美が公園で話すシーンで

「淳一と結婚するの?」と尋ねる万季子に

「未来の話はしない」と博美はきっぱり。

これがこのシーンに結びついていたのだと

しても、あまりにもあっさりしすぎでは

ないのか。

 

 

またもう一つの直人(渡辺大知)の

失恋もしかり。

直人も23年間万季子に片思いを続けている。

その気持ちは殺人の罪をかぶってまでも

万季子を守ろうとするほどに深かったが

その直人の気持ちもカバーされない現実。

 

 

つまりは

恋愛って残酷だということ。

好きな気持ちのベクトルは

誰にも変えられないのだから。

 

このベクトルは

良くも悪くも人を傷つける可能性が

あるんだということだ。