こんなにいがみ合い、なじり合ってもクマオと私は絶縁しない。

 

何だかんだ言ってクマオは私のことがやっぱり大好きなのかと思い上がると、

 

「彼女とは別れない」と現実を突きつけられる。

 

短絡的に男ってそういうものなのかと軽く考えるには、私のクマオへの思いは重過ぎる。

 

そもそもクマオと私が男女の関係でいたのは、最初の3年ぐらい。

 

その頃は会うたびにクマオの部屋でセックスしていた。しかしある時期からクマオは私に

 

そういう欲求を示さなくなった。最初は寂しくて不安だったが、私にはもう女としての魅力がな

 

いんだとクマオに思われていることをはっきり知る勇気はなかった。

 

そしてそのあたりの記憶ももう曖昧なほど私たちには時間が流れている。

 

ただ不思議なことに、私が本当にクマオに愛されていると心から確信できるようになった

 

のは、きっぱりと男女の関係がなくなってからのことなのだ。

 

クマオの強い愛情を幾度となく感じたそんな残りの5年間だったように思う。

 

セックスなどしなくても、私たちは本当に愛し合っていたと確信できる。

 

それがソウルメイトということなのか。

 

私は気持ちをできるだけ整理し、素直な思いをラインした。