寝ても覚めてもクマオのことが頭から離れなかった。
何度もスマフォを見る。当然クマオからのラインも着信もない。
わかっていることなのに、辛くてたまらない。
夜一人になると、声をあげて泣いてしまうそんな日々。
ある日の夕方、ふと空を見上げると、大きな虹。
いつも虹を見ると、クマオにラインしていた。
返事は決まって「今5時やのに2時ってなぁ」とつまらないジョーク。
今後私は、事あるたびに些細なクマオとのやりとりを思い出して、縛られて、生きていくこと
になるのか。そんな人生、嫌だ。嫌だけどどうすることもできない自分。
崩れそうになる。
その夜、私はクマオに手紙を書いた。