ぬか漬けー

一年以上同じぬか床で


無事に続いているのは初めて。


結婚してから何度も何度も

トライするも、

かき混ぜるのが

めんどくさくて、カビの

温床になり、そのたびに

母から分けてもらって再トライ。


それを繰り返してきたけれど、

昨年5月に亡くなった母の

形見としてもらってからは

大切にかき混ぜてます。


これが母からもらえる最後の

ぬか床だもの。



漂う匂いに母を思い出す。


孫娘が行く度に欠かさず

用意してくれてたぬか漬け。

家族の様々な場面で毎日

欠かさず登場したぬか漬け。


母の指輪をしている私の手で

かき混ぜるから、

母の手と重なって見える。




鼻歌交じりにかき混ぜてた姿が

記憶に残っているけれど、

怒りながらの時も、

涙こぼしながらの時も

あったんだろうなぁ


その時々で力加減も違ったん

だろうな。



母と会話のできる朝のこの

わずかな時間が今とても愛しい。


大事にしよう。


母のぬか床だった時と匂いが

微妙に違うけれど、

いつか同じ匂いになるように

あの匂いも忘れまい。