「おばあちゃんに豆乳と果物
買ってもらったよ」と、娘から
連絡がきました。
昨年5月9日に母は亡くなりました。
東京で一人暮らしの娘は
寂しくなると、休みの日には
私の実家へ行き、母と買い物に
出かけていました。
そのスーパーのポイントカードを
母が入院してからは娘が預かって
いました。
母が亡くなってしばらくしてから
出てきたカードを「使えないよ」と
涙していた娘。
「使ってくれた方が喜ぶよー!」
最近やっとたまに使うようになった
らしく、今日も使ったそう。
認知症も少しずつ出て、
忘れたり失くしたり幻覚見たりの
晩年だったのに、
孫たちのことは、最期まで
案じてた母。
孫四人のうち娘は唯一の女の子。
だから娘が拒食症で激痩せした時の
母の不安と恐怖は私への怒りに
変わっていきました。
とにかく食べさそうとする母に
娘は「おばあちゃんシンドイ
」と
私にもらしたこともたびたびでした。
娘に食べろ食べろだった母は
いつのまにか
娘に無理強いしなくなりました。
娘との夕飯の買い出しの道中は
毎回同じ話だったそうですが、
母のおしゃべりは尽きなかったとか。
お店では何人家族?というくらい
カートいっぱいに娘の好物を
入れては、娘がこっそり戻したり。
物忘れが増えたり
面倒くさがることも増えてた母が
でも、娘が行く時にぬか漬けを
つけることだけは忘れなかった。
明日は母の祥月命日。
父も入院していて
実家は誰もいないから、
寂しくないように、我が家で
母の好きな花と
好きなものを供えよう。
亡くなっても
心の中にいてくれてる母へ
産んでくれてありがとう
孫にはまだまだ世話を焼いて
くれてるみたいで、ありがとう。
