「ありがとうございました」


バスを降りる時、運転手さんに声をかけることにしている。心の中で、「安全運転で目的地まで運んでくれてありがとうございます」と思いながら。

(なのでたまに荒い運転の人には「怖かったぞコノヤロウネガティブ」と思い何も言わない。心は狭い。)


コンビニやお店のレジでも同じで、お買い物が終わると「ありがとうございましたー」と自然と言っている。

それを見ていてか他のどこかで見たのか、10代の娘たちも同じようにする。

いつの頃からか我が家はそれが当たり前になっている。



じんさんと話していて、

店員さんなどに気楽に話しかけるのは、それを嬉しい人もいれば嫌な気持ちになる店員さんもいるよなぁ、という話になった。


みんながみんな、誰かと気楽に話せるわけではない。話したいわけでもない。


じんさんは好奇心が強いので、疑問がわくとすぐ店員さんに質問する。そして流れでよくその人の個人情報を聞いたり、だんだんと世間話というものに展開していく。

たわいもない世間話を振られて迷惑に感じる店員さんもいるだろうな、ということは想像にかたくない。


愛想良く挨拶をし、時に世間話もする客を「いい客だ」と思う店員さんもいれば、

ドライに要件だけ済ませてサッと帰る客を「いい客だ」と思う店員さんもいるだろう。



陰と陽。


たぶんどちらもこの世界に欠かせない。



明るいことだけが善ではない。

暗いたたずまいにホッとする人もいる。


「役に立つ人」だけが愛されるポイントではない。

「役に立たせてくれる人」が愛されたりは普通にある。



陰と陽。


どっちもこの世界に必要。



なので、今までどおり

「ありがとうございます」と言いたい時は言えばいいし、言いたくない時は言わないでおく。



わたしたちが自分で思う欠点は、

どこかの誰かに必要とされている部分。



読んでくれてありがとう昇天

星野えみでした。



カニ!