すごく興味深い一文に出会いました。
スキーマがなければ、
記憶することも困難です。
なぜなら理解ができなければ、
記憶もできないからです。
引用元:今井むつみ著
「人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学」
そ、そういうことだったのか。
「スキーマ」とは簡単に言うと、
その人にとっての知識の枠組み。
(この枠組みが偏ると
「思い込み」や「マイルール」になります)
その人が経験してきた出来事に
基づいて作られるため、
ひとりひとり違います。
たとえば、
子は親の言うことに従うものだ
子どもの考えより
親の考えの方が正しい
子どもの将来は
親が決めるものだ
のようなものも
「スキーマ」といえるでしょう。
親子のコミュニケーションを学んでも日常に生かせない問題
ところで私がお伝えしている
アドラー心理学ベースの
コミュニケーション講座は
シンプルでわかりやすく実践しやすい
カリキュラムです。
でも、正直に言うと
実践がスムーズに行かない場合もある。
それは「難しいからできない」というより、
学んだことが「記憶に残りにくい」。
なんでそうなるんだろうねー?
っていうと、アドラーの考え方は
「賞罰」じゃなくて「勇気づけ」
「支配」じゃなくて「対等」
「親子は一体」じゃなくて「親子は別の人」
のように、
従来の人間関係のスキーマを
根本から変えるような内容が
多いからなのかもしれない。
だから、学んだとしても
「古いスキーマ」にはじかれて、
結果的に、学んだはずなのに
記憶に残ってない、覚えられない
↓
日常に生かしにくい現象が起こる。
今回の本を読んでいて
そんなふうに思いました。
なので、もし、あなたが
親子のコミュニケーションを
いくら学んでもなかなか日常に生かせないなと
感じているなら、
まず「スキーマ」に気づいて
そこをゆるめたり、
新しいものに上書きしていく
という作業は必要にはなる。
だけども、
「学んだのになかなか変われない私ってダメね」
のように思う必要はないってことです。
「じゃあ、私のスキーマって何だろ?」って
思われた方。
親子のコミュニケーションが上手くいかない
多くの場合は、
親が上から目線で
子どもを見ている
スキーマがあると思います。
*「タテの関係」といいます。
今日からちょっと意識して
確認してみてくださいねー。
…って、エラそうに書いている私自身
子どもと(というか他者はみんな)
「ヨコの関係」を忘れてしまって
あれー??って、よくなってました。
でも、繰り返し練習すれば
あたらしいスキーマにできるし、
「ヨコの関係スキーマ」が定着すると
子どもとのコミュニケーションは
驚くほどラクになります。
こちらの本、タイトルも帯のコピーも印象的。
親子のコミュニケーションにも
役に立つ内容ばかりです。
本日もお読みくださり
ありがとうございました。
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