心がいっぱいいっぱいになると「もう玄界灘なのよ〜
」と辛さの中にもユーモアな表現を折り込む通所のママ友がいる
昨日、電話があって「何がどうって言うことも無いんだけどね、タオさんどうしているかな〜と思って…」と始まり
子どもたちの近況や訪問スタッフさんたちの話やあっという間にお正月になりそうねなんて話をして、そろそろ話も終盤と言うタイミングで
「実を言うとね、本当はタオさんに話したい事があったの…」と深刻そうなお声になる
少し前にお子さんが気管支炎になり、今はもう落ち着いているのだけれど、当初は肺炎に移行させないために休む暇なく体位交換、薬液のネブライザー、痰吸引を繰り返す日が続き、精魂尽き果ててしまったらしい
「うちらの子たちってさ…例えちょっとした風邪だって命に関わるじゃない、毎日その恐怖を目の当たりにしていたら、治った今でも怖さが抜けなくて…」と言う彼女に「そうだよね…、その気持ちよく分かるよ」と返す
私もそうなんだけど、息子の体調トラブルが過ぎ去ってもなかなか臨戦態勢が抜けず、常に不安を抱えてしまい精神的に参ってしまう事があるの
せっかく体調回復したのだから、子どもを『失う』ことなんて考えるのはよそうと思うんだけど怖くて怖くてたまらない…
ママ友と話しながら、皆同じように苦しんでいるんだと思った
ママ友は『失う』と言う言葉を口に出すのが怖かったけれど、聞いてもらって少し落ち着いてきたと言って電話を切った
毎朝、主人の遺影に向かい、お陰様で今日も息子と共に朝を迎える事ができありがとうございますと伝える
しかし心の奥の方で、この文言を言えない朝を迎えてしまった自分が浮かんだり、私が先に逝ってしまったら息子はどうなるのだろうかと言う不安まで湧いてくるが、全て打ち消して今に感謝する
起きてもいない未来を怖がるのはやめよう、今を大切にして…とにかく息子も私も身体に気を付けていかなくちゃと思い直す
こんな想いもきっと…私だけでなく皆、同じように苦しみ悩みながら日々を送っているのだろうな
皆が明日もいい日になりますようにと願うばかり