昨夜の主人は失調症状が強く出て、立ったり座ったりしている最中に捕まっている所に体がぶつかりそうになると、


それを避けようとしてそっくり返り、また元に戻そうとして壁に頭をぶつけるのが目立ち危ない場面が多かった



頭をぶつけた後はカッとなり壁を殴る…



精神的にも不安定になった状態で歩こうとするので「危ないから、やめて!」と止めても私の力では負けてしまう



何とかなだめて車いすに座らせて事なきを得たが、こんなのを繰り返していたら大怪我をしかねない



2回目からは壁をぶつ手を撫でながら、ソっとハグして耳元て「大丈夫? 痛くない? 動かないでね」と優しく声かけしてみた



小さい声でブツブツ「俺は悪くない、俺の責任じゃない」と言ったり、時には訳の分からないことを言っていたけれど主人が落ち着いてきたのでホッとした



昔、息子が転んだ時はこうやって慰めていたな

それを思い出して少し切ない



息子が同じような身体状態のときに、主人はまだ症状が出ていなくて



(実際には進行はしていたはずなので、何らかの症状はあったけど気にならなかったのが事実)



昼は仕事をしていたけど、夜はパチンコや飲みに行く事が多かった



土日は競馬仲間と朝から晩まで遊び、息子と関わるのは家族で夕食に飲みに行くのと、カラオケ



たまに土日の競馬を潰して主人を連れ出しても機嫌が悪く、外出先で人が見ている所でも私を罵倒し



私と、装具で歩いている息子を置いて競馬仲間の所へ行ってしまう事もあった



たまに家にいても、騒ぐ息子にすぐ怒り「もっと気合を入れて歩け!」と酷いことを言って息子を泣かせる



それでも息子の事は主人なりに大切に思っていたから、良い父親のときもあった



全てが酷いばかりではなかったけど、徐々に酷い事が多くなっていったような気がする



病気のせいか、そうでないのかは分からない



ただ、良い事よりも、酷い事の繰り返しが私の心を冷えさせてしまったのは確か



別れることも考えたけど、息子の進行が早く、その対応に追われ時間が過ぎていってしまった



そんな経緯があるので、今回の「ハグしてスマイル作戦」を決行するには、私の中でかなりの勇気が必要だった


「ハグなんかしたくない」が本心だったからね…



そんな私がハグしてみようと思ったきっかけは、転倒してグッタリし、その後もしばらくシュンと落ち込んでいる主人の姿を見たことだ



弱っている主人を見ていたら、息子にとって大切な父親だし、私は何があろうと主人の介護も全うしようと決めていたから



昔の事は心の奥にしまって(忘れてとまでは言えないけど)介護に専念しようと決めた



長い言い訳を読んでくれてありがとう!



私にとって今のハグにはこんな思いが入っている



ハグして優しく声かけして、主人も落ち着けばやったもんだ!


そうしているうちに私自身がもっと優しい気持ちで主人の介護をできそうな予感もしている



そうなる事を願ってハグの大サービスをしている





タオの介護日記