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GW中に、春期京都非公開文化財特別公開されていた
安楽寿院(京都府京都市伏見区竹田中内畑町74)へお参りに行きました。
保延3年(1137)、鳥羽上皇が鳥羽離宮の東殿を仏寺に改めてできました。境内には藤原時代の三尊石仏や五輪石塔など、また付近には近衛天皇陵や鳥羽天皇陵など鳥羽離宮ゆかりのものが数多く残されています。(観光案内より)
鳥羽離宮にあった御堂のうち、御堂として現在まで伝わっているのは、安楽寿院のみです。安楽寿院は真言宗智山派の寺院で、1137(保延3)年、鳥羽上皇によって鳥羽離宮の東殿に創建されました。本尊は浄土教にもとづき極楽浄土の願いを込めて阿弥陀三尊が安置されました。
鳥羽離宮は政治・経済・宗教・文化の中心地でしたが、南北朝の内乱で戦火により多くの建物が焼失し、荒廃していったと言われています。安楽寿院も戦火に遭いましたが、豊臣秀吉・秀頼の父子によって再興され、幕末の鳥羽・伏見の戦い(1868年)では官軍の本営になりました。
本尊・阿弥陀如来坐像を安置する収蔵庫は、鳥羽上皇の陵墓の名前から「本御塔」と名付けられていて、その前にはお庭が造られており、鳥羽離宮跡から発掘された庭園の石組みを見ることもできます。
今回の特別公開では、本尊の阿弥陀如来坐像(重要文化財)が公開されました。鳥羽法皇が朝晩に拝んだ念持仏とされ、胸のあたりにある卍(まんじ)の印は、金色の胸毛を表しているとされています。高さ約90センチの坐像で、円派による極めて美しい阿弥陀如来像です。桧材で造られて漆箔(しっぱく)で仕上げられていますが、体の内側にも漆箔が施されているという、素晴らしい仏様です。お顔はやや面長で、細かく整えられた螺髪(らほつ)に、よく通った鼻筋が特徴の堂々とした上半身が印象的です。保存状態もよく、草木の模様を組み合わせた光背も美しいです。
三宝荒神社、阿弥陀堂(薬師堂) - 本堂
三如来石仏 - 釈迦三尊像と薬師三尊像、大師堂
五輪石塔
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