友達の輪のインタビュー「ヨース桃子さん」 | きっと地球に遊びに来たんだよね!

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「私は誰なのか? なぜ生まれてきたんだろう?」忘れてしまっている大切なことを、思い出したい人へ…

わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!

 

「普通の毎日を生きる面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をご紹介させていただきます。そして、その人から、また別の方へ……ざまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。


 

第11回目のゲストは、ヨース桃子さん‼︎

 

植田幸子さんからのご紹介です。

 

「スイスに住んでいるヨース桃子ちゃん。学部は違うんですけど、大学時代の友人で、彼女も旅をしていた子で、スペインが好きで、共通点がいろいろあって。いまはスイスに住んでいますが、いつもすごく頑張っているんですよね。いまはヨガを頑張っていて、子育てしながら学校通って、ヨガを教える免許もとって。すごく素敵な人です」


 

 

 

(まり)お名前と、どんなことをされているか教えてください

 

(ももこ)ヨース・桃子と申します。スイスのチューリッヒ近郊の町で2人の男の子の子育てをしています

 

(まり)お子さんはおいくつですか?

 

(ももこ)9歳と5歳です。去年の10月にヨガのティーチャートレーニングを終えて、いまお友達とか知り合いに自宅で、週に1回ヨガをレッスンさせていただいたりしています

 

(まり)お家でヨガのレッスン! ヨガはいつくらいからされているんですか?

 

(ももこ)6年ちょっとになりますかね

 

(まり)スイスで始めたんですか?

 

(ももこ)そうスイスで

 

(まり)スイスはどんなご縁で?

 

(ももこ)もともとは、わたし全然スイスに興味なかったんです。ヨーロッパに興味がなくて、東南アジアが大好きで、海大好きで、タイのダイビングショップで働いていたんです。そのときに、同じダイビングショップで働いていたのが、いまの夫で

 

(まり)タイで出会ったんですか?

 

(ももこ)そうです。それがかれこれ20年くらい前。スイスに来て16年になります

 

(まり)ご主人がスイスの方なんですか?

 

(ももこ)そうなんです

 

(まり)出会いはタイで、そこからすぐスイスですか?

 

(ももこ)夫はその当時、東南アジアを旅しながら、ダイビングショップで働いて、資金が貯まったらまた旅行して……ということを3年半くらいやっていて。わたしもバックパッカーで、旅行している時に知り合いました。わたしは日本に帰ったんですけど、彼はマレーシアとかインドネシアで働いていて、わたしもまたマレーシアに行って、そこのダイビングショップを手伝ったり、インドネシアに訪ねたりとかして、アジア内で行ったり来たりしていたんですけど。最終的に彼が3年半を終えて、スイスに帰っちゃったので、そのあとわたしがこっちに来ちゃったという感じです

 

(まり)スイスで結婚されたんですか?

 

(ももこ)そうですね

 

(まり)もともと桃子さんは日本にいて、旅が好きで海が好きで。タイに住んでいたのは?


 

 


 

(ももこ)最初にバックパック旅行に行ったのは、大学の友人と2人で。バンコクからマレー半島を南下して、マレーシアからボルネオ島までという旅行を夏休みのときにしたんですけど、それがはじめての東南アジア旅行で。そのときにすごくタイが気に入って、何度も何度も通い……

 

(まり)タイの魅力はなんだったんですか?

 

(ももこ)いっぱり魅力はあるんですけど、食べ物も美味しいし、海は綺麗だし。一番の魅力は人ですね

 

(まり)どんな人たちですか?

 

(ももこ)おおらかで、なんでも許してくれるというか。「そのままでいいよー」というところが、わたしは合った。違う言い方をすると「適当」みたいなところが苦手な人も結構いるかもしれないけど、わたしはそのゆるさが合ってた

 

(まり)タイでダイビングショップで働いていたということは、海にもたくさん入っていたんですか?

 

(ももこ)そうです。毎日海に潜っていました


 

 


 

(まり)インストラクターのお姉さんをしていたんですか?

 

(ももこ)インストラクターのひとつ下のダイブマスターというのをやってました。ダイビングのライセンスを持っている人に海のなかを案内する仕事ですね

 

(まり)毎日、海‼︎

 

(ももこ)そう、毎日、海‼︎

 

(まり)海のなかのガイドさんみたいな感じ?

 

(ももこ)そうです

 

(まり)桃子さんにとって、海の魅力って?

 

(ももこ)海の魅力。もうずっと好きで。見ているだけで気づかないうちに癒されるし。19歳でダイビングを始めて、人並みに失恋があったり、ちょっと悲しいことがあったり、そういうときに海に潜ると意識はしていなかったけど、癒されていたなということが、海にない国に来てすごく思う

 

(まり)それはどうなんですか? 海が大好きなおふたりにとって

 

(ももこ)ねーーー(笑) スイスに来た頃は、何年かスイスで働いて、いつかまた東南アジアでダイビングショップをやりたいねーなんて話があったんですけど。いつの間にか、子供も生まれ、すっかりスイスに(笑)

 

(まり)スイスの生活はどうですか?

 

(ももこ)わたしは大阪出身なんです。エンターテインメントに溢れている大阪。日本はどこでもそうですけど、楽しいことがいっぱい。スイスは、なんにもなくて。最初の頃は「すごいとこに来ちゃった」って(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ももこ)でも16年いて、子供が生まれて、この町がベースに。スイスの人たちとの付き合いが増えてきたら、自然が綺麗だし。スイスはホントに森もすぐそこにあって、川があって、季節もくっきりしていて、春は花が一斉に咲いて、花だらけっていう感じで。季節季節がすごく美しいですね

 

(まり)わたしのイメージだと、スイスは、すごく寒いイメージがあるんですけど

 

(ももこ)冬は長い。ちょうど北海道と同じくらいの気候なんですよね。この辺で高度400mくらいなんですけど、もちろん、もっと山の方に行くと気温がグッと下がって、すごくいっぱい雪が降る。チューリッヒ近郊は、そこまで高度が高くないので、降って積もると友達は遊んだりするけど、去年は異常気象なのかあんまり降ってないですね

 

(まり)そこまで寒くならないんですね

 

(ももこ)寒いときは、マイナス十何度ですけど

 

(まり)寒い!!!


 

 


 

(ももこ)暖房がかなりきっちりとあるので、そこまで辛くはないかな

 

(まり)人生のなかで大事にしていることとか、こだわっていることってありますか?

 

(ももこ)歳と共に変わってくるけど、なんだろうなー。心がけていることは、満足すること。幸せを感じる秘訣じゃないけど、いまある状況に満足することかなって

 

(まり)いまある状況に満足すること

 

(ももこ)そうそう、平凡な暮らしなんですけど。例えば、お花だったり、天気のいい日のお日様だったりとか。取り囲んでいる自然が、ホントに美しいなって感じるようになって。朝起きてリビングに来て、観葉植物に昨日までなかった新しい葉っぱが一枚出てきて、他の葉っぱよりも薄い緑をみつけたときに「わー‼︎」ってなる嬉しい気持ち。若い頃は気づかなかった。歳を取っていくことの嬉しい部分かな。怪しい?(笑)

 

(まり)すっごい分かる!

 

(ももこ)分かる?

 

(まり)若いときには、それ全然分からなかったよねー

 

(ももこ)楽しいこととかワクワクすることばっかり若い頃は考えていて

 

(まり)いまヨガの先生をされているってことで

 

(ももこ)先生というか、まだ最初の段階なんですけどね

 

(まり)ヨガの魅力って聞いてもいいですか?

 

(ももこ)最初に始めた頃は、身体の面で調子いいなって感じて。ずっと肩凝りとか腰が痛かったりしていたのが、週一で先生のところに通っていたら「調子いいなー」って。夏休みに入ってヨガのレッスンがないと「なんか肩が痛い」「腰が痛いな」って。ヨガはいいんだという感じで続けていったんですけど、だんだん「それだけじゃないな」ってなってきて


 

 


 

(まり)レッスンを受けているだけじゃなくて、教える側にいってみようと思った気持ちの変化てあるんですか?

 

(ももこ)もっともっと知りたくなった。身体だけじゃなくて、内面にものすごくヨガが与える影響。精神的な静けさ。ありきたりな言葉で言うと「内面を見つめる」みたいな、そういうところからヨガ哲学とか、どんどん知りたいなって思い始めて。普通のレッスンは、他のみんなと一緒だから、先生に質問ばかりするわけにはいかないから(笑) そのときにティーチャー・トレーニングを受けようかなって思って。そうするとすべて、身体の動きだけではなくて、哲学から呼吸法、瞑想、全部教えてもらえるし、質問もし放題(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ももこ)最初は教えようというのは、そこまで考えてなかった。ただ自分がもっと知りたいというのがすごく大きくて。それで去年の4月から始めて半年間、学校に通ったんです

 

(まり)きっかけは、教える資格が欲しいとかではなくて、もっと深く知りたいという延長上にあったってことですね

 

(ももこ)そうですね。ただ最終の試験、実技とか筆記試験とか、そのなかで教える実技試験というのもあって、それで自宅で友人とか知人とかに教える練習をさせてもらって、それが楽しくて続けていて

 

(まり)習っているときとレッスンをしているのって、立場が違うと体験も違います?

 

(ももこ)全然違いますね

 

(まり)教える側の楽しさって、どんな楽しさがありますか?

 

(ももこ)どんな流れを取り入れていくか。流れを考えるのも結構楽しい

 

(まり)そうなんですねー!

 

(ももこ)今日は、こういうところに重点を置いて。今日はバランスにちょっとフォーカスしてとか、自分のなかでテーマを決めて、準備するのも楽しいですし。あとはやっぱり終わったあとに、普段全然運動していなから「すごくほぐれたー」とか「気持ちよくて寝ちゃいそうだった」とか言ってもらえるとすごく嬉しい。まだまだこれからなんで

 

(まり)もっともっとやっていきたいという気持ちはありますか?

 

(ももこ)そうですね。ヨガを学ぶのも続けていきたいし、教えるのもボチボチとやっていきたいですね

 

(まり)ヨガは内側も見ていくというのがあったんですけど、もともとそういうことに興味があったんですか?自分の内側を見ることに

 

(ももこ)もともとは、外、外。思いついたらバーッと好きなことに夢中になるタイプで、そんなに自分の内側にというのは、そんなに

 

(まり)ヨガがきっかけですか?

 

(ももこ)ヨガとかスイスの生活。いろいろな情報が日本みたいにどんどん入ってくる環境とは全然違って。スローペースな生活、そういう影響もあるかもしれないですね

 

(まり)大阪とはぜんぜん違いますもんね

 

(ももこ)違いますねー


 


 

(まり)もともと旅が好きで、旅をいっぱいされていて、桃子さんにとって旅の魅力って?

 

(ももこ)一人旅で、現地でいろいろな人と知り合うのが一番楽しいですよね。現地の人が「何を食べてるのかな」「何を売ってるのかな」っていうのも面白いし。おうちに呼ばれたりとか泊めてもらったりとかそういうのも楽しいし。ちょっと真面目な話でいうと、いろいろな人に会いますよね。わたしが日本で普通に大学に行って、そこから旅に出て、いろいろな人に出会うと、いろいろな生き方をしている人がいて。旅人もそうだし、現地に住んでいる人もそうだし。いろいろな人に出会って根元から価値観というかね、常識を覆されるような経験が何度も何度もありますよね。例えば、プーケットかどこかで、夜に歩いて屋台に行くと、マーケットで足がない男の人がスケートボードの上に乗って、手で移動していて。ちっちゃい箱を自分の前に置いて、タバコとかキャンディみたいなのを売っていたんですね。道端で座りこんで、わたしもそこで一緒に話をしだして、タイの人たちは好奇心がすごいので「どこから来たんだ」とか質問攻めみたいな感じになって話したりする、そういう経験があると、日本でのちっちゃい悩みとかどうでもよくなるというか。こんなに逞しくて、足がなくても手で移動して、ちゃんと商売して、そのことを訴えるんじゃなくて、全然普通にね。逞しさとか明るさとか。自分の悩みなんてどうでもいいんだって思わせてくれるような体験が、旅に出るといっぱいありますよね

 

(まり)大学卒業して就職ではなくて旅をしていたんですか?

 

(ももこ)最初は、旅行会社に就職したんです

 

(まり)へぇー!

 

(ももこ)ダイビングは19歳から始めていたので「三度の飯よりダイビング」というくらいに、めちゃくちゃハマっていて。でもいざ就職で迷って迷って。ダイビングの仕事か、やっぱり就職した方がいいのかって。結局旅行会社に就職したんですけど、1年後ぐらいに倒産しちゃったんです(笑)

 

(まり)おっ!1年で?(笑)

 

(ももこ)1年で(笑) 新人のペーペーで入って、1年で倒産! 周りの先輩とか上司とか、その日は朝からザワザワしていて、昼くらいに「もう業務しなくていいから」って言われて、その後14時くらいから支店長さんみたいな人から話があって「倒産」って

 

(まり)じゃあ、突然の倒産?

 

(ももこ)先輩たちは、みんな「えーーーー⁈」て、涙が出てる先輩たちもいたけど、わたしは心のなかで「Yes!」って(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ももこ)で、たまたまその4日後から、母とふたりでクアラルンプールに3泊4日ぐらいで旅行に行く予定にしていたんです。それに行って4日後、母だけ日本に帰して、わたしは帰りの飛行機をキャンセルして。もう仕事いかなくていいから(笑) 1ヶ月とか2ヶ月とか。もうね、何を考えていたんだろう(笑)

 

(まり)へぇーーーー⁈ おもしろーーーい! 倒産してヤッターだったんですね

 

(ももこ)見せないでコッソリ。ヤッター!って(笑)

 

(まり)そして、残ってどうなったんですか?

 

(ももこ)そのときは、ちょっと旅行とかして、日本に帰ったんだけど、やっぱりこれは「ダイビングの方へ行きなさい」ということだと思って。そのときはまだオープン・ウォーターコースという最初のライセンスだったので、その後、アドバンスを取って、ステップアップして、マスターコースをタイで取りました

 

(まり)そこで、ダイビングの仕事?

 

(ももこ)そうですね


 


 

(まり)じゃあ、一度日本に帰って来て、そこからタイに行ったんですか?

 

(ももこ)その頃は、行ったり来たりで。お金も全然ないので、日本に帰ってきてバイト掛け持ちして、バイト代を貯めてはタイに行き

 

(まり)楽しいー

 

(ももこ)ハイシーズンとオフシーズンがあって。タイはオフシーズンになると海が荒れちゃうんで、お客さんがあまり来なくなって、ダイビングショップも閉まっちゃう。なのでハイシーズン働いて、オフシーズンは日本に帰る

 

(まり)へぇー! 桃子さんの人生のターニングポイントって倒産ですか?(笑)

 

(ももこ)その前に19歳でダイビングを始めたのが、わたしのなかではもうターニングポイントかな

 

(まり)どこの海だったんですか?

 

(ももこ)オーストラリア、ケアンズ。高校の卒業旅行に行こうって、女の子のグループ6人で行ったんですね。その内の2人だけ、なぜかダイビングしようということになって、2人でダイビングライセンス取ったら、もうハマっちゃって。それまでは、淡々と学生やってたんですけど、ダイビング始めてから、もう「ダイビングのために!」ってなって。いかに海に潜るために働くか、海に潜るために時間を作るか、みたいな。それ中心の生活になってしまったら、毎日がほんとに楽しくなりましたね。結局そのままダイビングが好きで好きで好きで、タイに行って働いて、いまの夫もダイビングが好きで知り合って、スイスに来て自分があるのもダイビングを始めたからで

 

(まり)ターニングポイントは、はじめてケアンズでダイビングをしたこと?

 

(ももこ)そうですね。倒産もターニングポイントかもしれないですね(笑)

 

(まり)倒産がなかったら全然違ってたかもしれませんよね。旅行会社に勤めていたときは、ダイビングはできていたんですか?

 

(ももこ)旅行会社で働いていたときは、週末だけ地元のダイビング・ショップでバイトしたりしてましたね。和歌山に潜りに行ったりとか。友人の実家が和歌山のキャンプ場で、ダイビング・サービスもしていたので、GWとかは住み込みで潜らせてもらったり

 

(まり)へぇー!それをイメージすると、いまの生活は全然違いますね

 

(ももこ)そうなんですよね(笑)

 

(まり)スイスではアウトドアなことはされているんですか?

 

(ももこ)いまは、子供たちと一緒にできることで、森を歩いたりとか、自転車に乗ってサイクリングしたり



 

(まり)それも楽しそう! 海には随分潜っていないんですか?

 

 

(ももこ)最後に潜ったのが10年前、上の子が生まれる前なので。いつかまたと思っているんですけど、その頃に体力があるのかな(笑)

 

(まり)これからどんな生き方がしたいですか?

 

(ももこ)あんまり計画をしないんで(笑) うーん、なんだろう。ヨガは一生続けたいな。さっきの海の話をしていても感じたんですけど、わたしのなかでは共通点があるんですよね。どっちも癒しになるし、呼吸も波も寄せては返すの、繰り返し。呼吸も波みたいに。静けさと沈黙を楽しむ。海のなかもダイビング中も沈黙で、静かな世界を楽しむ。なんか大きな波のなかに委ねちゃうて感じ

 

(まり)そっかそっか、どちらも力を抜くことですね。ずっと力を抜くことをやってきたのかもしれないなーと思いました。生き方もそういう生き方ですか?

 

(ももこ)そうかもしれないですね。目標を立ててそこに向かって、がむしゃらにというのはないですね

 

(まり)来た波に乗っていくというか

 

(ももこ)分かれ道がきたら、なんか楽しそうな方を選んで、それでずっときちゃったって感じ

 

(まり)桃子さんの人生にとって大事なことって、楽しいかどうかなのかな?

 

(ももこ)なにをもって楽しいと思うのかは年齢で変わってはきているけど、基本的にはそうかもしれない。心地いいなーとか。志が低い人なんですよね

 

(まり)わたしも同じです。目標設定がまったくできないんですよ(笑) そのとき、そのときの閃きとか心が動いたものを選ぶだけなんですね

 

(ももこ)わたしもそうですね



 

 


 

(まり)海に入ったときって、それしかないですよね。あっ!あっ!って

 

(ももこ)そうそう!あー幸せー!って

 

(まり)海のなかにいるときって「な~にもいらない」てなりますよね

 

(ももこ)いらない、いらない。な~んにもいらない

 

(まり)なんで海のなかって、あんなに幸せなんだろう

 

(ももこ)太陽も幸せだし、ボートの一番前に乗って行くときの風の感じとか。幸せ~‼︎

 

(まり)海って毎回違うしね

 

(ももこ)仕事で潜っていると、同じダイビングポイントで、毎日潜るけれど、毎回違いますね

 

(まり)飽きるってないんですか?

 

(ももこ)飽きなかったですね。同じ場所ほど、愛着がわいて面白かったですね

 

(まり)ガイドするときに「この人たちにこれを見せたい!」ってワクワクするでしょう?

 

(ももこ)そうそう!マレーシアのティオマン島という島で働いていたことがあるんです。そのときに、まだライセンス取ったばかりのホヤホヤのダイバーさんを連れてガイドしてて、ボートからポチャンって海に入って下を見たらマンタがいたんです。お客さんに見せたくて「下、見てー!」って言うんだけど、ダイビング、ホヤホヤだから「マンタが凄いぞ」って、あんまり分からなかったのか、だからなに?って感じで(笑)

 

(まり)海のなかって喋れないから、余計に自分のなかで高まりますよね

 

(ももこ)自分のなかでは「ワーーー‼︎」って(笑)

 

(まり)たくさんの海に潜っていて、特別な体験ってありますか?

 

(ももこ)ダイビングの仕事をする前に、インストラクターの男友達3人とわたしとで、和歌山の海に潜りに行って。「俺たちがいるから大丈夫」みたいな感じで、かなり深いところまで行ったんですね。どんどん深いところまで行って、一番深いところが砂地の白い砂で、深いけれど太陽の光が白い砂に反射してキラキラ光ってて。窒素酔いになって気持ちよーくなってしまって、光っている一番底のところが上だと思ってしまって、ニヘラーッて笑ってたんだと思う(笑) わたしはどんどん底の方へ、そこが水面だと思って、そっちに行こう行こうとしていて、一緒に行った友達はみんなインストラクターなので「ダメダメ!」って連れて帰ってくれたんだけど

 

(まり)それ危ないよね

 

(ももこ)危ないですよね。なんとも言えない気持ちよさは覚えてますけど(笑)

 

(まり)ガイドをやっていたときの喜びって何でした?

 

(ももこ)正直に言うと、当時は20代前半で、自分が海に入りたくて仕方なかった。お客さんというよりも、まず自分がとにかく1日でも多く海に入りたくて。20代前半って自分本位で、海に潜りたくて仕方がなくて、ガイドという仕事をしていて

 

(まり)聴いていて思ったんですけど。ヨガの先生になるときの話と同じだと思ったんですよ。わたしが「もっと楽しみたい」「もっと知りたい!」の延長上に教えるとか、ガイドというのがあって。桃子さんは、もともと好きなことを追求したい、深めたいというのがあって、その延長上にみんなを楽しませたいというのがあるのだなーと感じました

 

(ももこ)そう考えると、まだ教える立場としては失格というか

 

(まり)もともと教えたいとかガイドがしたいとかではなくて、目的は自分が楽しむことで、自分が喜ぶことで、それをやっていると、自分以外の誰かも自然と楽しませていく人なんじゃないかなと思いました


 

 

 

(ももこ)「ダイビングにすごくハマった」と聞くと、とても嬉しいし、いまもヨガが「気持ちよかった」「定期的にやりたい」なんていう人がいると嬉しいなーって。タイで仕事しているとき、10歳くらいから子供も体験ダイビングができるんですね。アシスタントについて行ったとき、まあ、子供の反応を見るのは、面白かったですね。ドイツ人の子供だったんですけど、海のなかで「わーーー‼︎」って、もう目もこんなに見開いて、むちゃくちゃ楽しんでいるのがすごくよく分かって「おもしろいって、いいなー」って

 

(まり)スイスに住んでいる方から海の話が聴けて嬉しい。スイスの人たちは、どういう感じですか?

 

(ももこ)全体的に言うと、真面目で閉鎖的かな。特に田舎の人たちは、素朴で地味な感じ。チューリッヒに住んでいる若い人たちは全然違いますけどね。日本人に限らず、スイス人以外の国の人たちと知り合って話すと、スイス人社会に入るのすごく大変というか、なかなか入れなかったと。すごく親切だけど、一歩踏み越えて入るまでが大変

 

(まり)入ってしまえば、もう大丈夫

 

(ももこ)すごーく誠実。時間はかかりましたね。やっとちょっと入れたなと思ったのが、10年過ぎてから

 

(まり)すごいなー


 

 


 

(ももこ)これからは、隣に住んでいる義理両親、そして日本の母との時間を大切にしたいとよく思っています。父は3年前に他界してしまったのですが、義理両親も母も70歳を超えたので、一緒に過ごせる日常の何気ない、ひとときを大事にしたいですね。万が一、義理ママが料理できなくなったときのために、スイス料理のレパートリーも増やしていかないと、と思っています。日本の母とも、もっともっと楽しい思い出を作りたいですね。そして、いつか海のそばに住みたい、という夢もしつこく諦めていません(笑)

 

(まり)次にご紹介してくださる方を教えてもらえますか

 

(ももこ)永井愛弓(Ayumi Schall)さん。フランス人のご主人と、以前はNYに、いまはバルセロナに住んでいる3人の男の子のママです。子供たちは、英語・フランス語・日本語・スペイン語を話す国際的ファミリー! 彼女は、以前は難民支援の仕事をしていたり、語学堪能な才女なのですが、一番素敵だなぁと思うのは、遊び心があって生きることを楽しんでいるところです。


 

次回は、バルセロナ在住の永井愛弓さん**です‼︎

 

ヨース桃子さん、どうもありがとうございました!!


 

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