昨日の記事の続きです。
父のためを思えば迷いはなく…と言えばドラマチックに聞こえますが、
実際は選択の余地が無かったというのが正直なところ。
本当なら私は、病院の緩和ケアで最後を看取りたかったのです。
40代独身の身としては、看護で仕事に正常に勤務できないことは、生活の基盤が揺らぐということ。
そして、これから死にゆく苦しむ人を傍で看続ける自信が無いからです。
なにより深刻なのは、日々荒れている認知症の母のケアも同時にしていくことは至難の業だと分かっていたから。
病院なら、「限られた時間」を選んで会いに行くことができるし、
その時間に最大限の精神力をこしらえて、父の前で笑顔でいられるでしょう。
それ以外の時間には、気持ちを切り替えて葬儀のことを考えたり準備したりも出来るでしょう。
今となっては選択しなかった未来ではありますが、
こういった手一杯のことをこなしていくためには、
本来の「病院で家族と最期を迎える」という在り方はとても必要なことなんだと、
今でも思うのです。
■家で看取る割合
ちなみに昨今、病院で最期を迎える割合は全国平均80%以上。
そして家で看取る割合は12%なんだそう。
現代社会において殆どの人は、最後に息を引き取るのは病院なんですね。
でも、コロナ禍の今はどうなんでしょう?
親族に聞きましたが、横浜や青森など、今はどこの病院も入院患者との面会は謝絶。
「最期」は、立ち会える病院と立ち会えない病院があるそう。
最期に会えないとなったら、病院を選ぶ人はどれくらいいるでしょう。
私はこのパーセンタイルが今年ぐっと変動するような気がします。
■介護休業と介護離職
介護休業ってまだまだ社会に浸透していなくて、制度自体を知らないとか、とりにくい雰囲気だから使っていないとか、さまざまな事情で制度を使用せずに介護離職してしまう人が多いそうです。
兄もその1人です。40代で、このご時世で離職してしまうのは大きなリスクです。
介護休業は93日間。一括で取得してもいいし、3回まで分割して取得することもできます。
失業保険と同じで休業期間は給付金がもらえますので、介護貧乏にならないためにも、ぜひ活用したいものです。
介護が終わったとき=親を亡くしたときに、
戻る職場が無いって相当な喪失感だと思う。
復帰する職場があるって大事なことだと思うのです。
まだまだつづく。










