自分でお金を積み立てて、 自分でどんな運用を行うかを決めて、その結果として受け取る年金の金額が変わる、個人的確定拠出年金(イデコ)。
年間40万円まで、20年間にわたってコストの低い投資信託で積み立てることができるつみたてNISA。
どちらも、税金のメリットを受けながら、長期的に資産形成するには適した制度です。
先日の☆お金カフェ☆でも、「気にはなってたけど、どんなものかよくわからなかった」という声をたくさんいただきました。
たしかにそれぞれに特徴や決まりがあり、誰にでも向いてるわけではありません。
せっかくやろうと思ったのに、自分には向いてなかった、実はできなかった…!とならないために、それぞれに向いていない人を考えてみました。
(ただし、私の個人的な意見も入ってます。)
イデコに向いてない人
☑︎国民年金を免除されていたり、未納などで払ってない人
イデコは公的年金に上乗せするという制度なので、公的年金を払ってない人は、そもそも加入資格がありません。
☑︎60歳以上の人
掛け金を積み立てられるのは、現在のところ60歳までです。
60歳を超えても働く人が増えてることから、今後は65歳までに変更されるようです。
一時金や年金として受け取るには、原則的には10年以上の加入期間が必要なので、50歳を超えて加入した場合、61歳から65歳まで繰り下げられます。
60歳になると掛け金は積み立てられませんが、受け取るのは70歳まで先延ばしにすることもできます。
☑︎所得税を払っていない人
国民保険の第3号被保険者である専業主婦の人については、加入資格はあります。
ただし、「掛け金を払った分だけ自分の所得税を減らすことができる」というメリットは受けられません。
☑︎積み立てたお金を60歳までに使う可能性がある人
いつでも引き出せるつみたてNISAと違って、原則として60歳までは受け取ることができません。
逆に言えば、イデコで積み立てたら、途中で他のことに使ってしまわないで自分のための年金を作ることができます。
☑︎自分の勤務先で企業型の確定拠出年金に加入している人
規約によって、個人型には加入できないところもあります。
また、途中で企業型の確定拠出年金があるところに転職したら、イデコの資産を移すことになります。
つみたてNISAに向いてない人
☑︎20歳になっていない人
会社員として働いて厚生年金に加入している場合、イデコには加入できますが、つみたてNISAは、その年の1月1日の時点で20歳以上でないと加入できません。
☑︎投資信託で運用したくない人
イデコの場合は、元本確保型の定期預金などで持つことも可能ですが、つみたてNISAでは投資信託で運用する以外はできません。
ただ、つみたてNISAの口座を持っても、そのまま何もしなかったり、途中でやめてしまうのは構いません。
☑︎一般NISAを利用している人
2014年から始まった一般NISAを開設してる人は、同時につみたてNISAをすることはできません。
よくあるのが、何年も前にたまたま行った銀行とかで「とりあえず作りましょう」と手続きして、忘れてしまってるケース。
1月から12月までの年度ごとに変更することは可能ですが、今年1月以降に少しでも使ってしまってる場合は、翌年まで変更できません。
「老後に2000万円必要」という金融庁の2000万円問題以降、イデコやつみたてNISAを始める人はかなり増えているようです。
ぜひ、自分に合ったものを始めてみてくださいね。
