姉のすい臓ガンが最初に見つかったのは、今から17年前、姉の子どもたちがまだ高校生と中学生の時でした。
大きな手術をして、再発の可能性を疑いながら9年が過ぎて、本人も周りももう大丈夫かなと思ってた時に再発して、入院から半月ほどであっけなく亡くなってしまいました。
そして、52歳で亡くなった姉の歳を私が超えたときに、あー姉はここから先の人生を生きられなかったんやなーと思っていました。
でも、姉はずいぶん長い間、「自分の死」に向き合いながら生きてきたんだなぁとも思います。
治らないかもしれないと言われながらも手術を受けて、ごっそり痩せて、それでも姉は
「子どもたちが大人になるまでは」
と、治療や食事制限などをがんばっていました。
そして上の子が就職して、下の子ももうすぐ大学を卒業するというところで、あっけなくいなくなってしまったんですよね。
私がずっと
「今日と同じような明日がずっと続いていく」
と思い込んでた時間を、いつ終わるのかわからない状態でずっと過ごしてきたはず。
やり残したことや無念なことはもちろんたくさんあっただろうけど、何を優先して大切にすべきか、見つめ続けた時間だったのかもしれません。
孫の顔を見るのが楽しみと言っていた姉。
今頃天国からずっと見ているのかなー。
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