先日健診の仕事の際に
20代前半で出産歴もないのに
子宮が膣の半分まで下がっていた子を
1日の間にたて続けに診ました
20代前半だよ?
出産歴ないんだよ??
驚愕!!
以前こんな記事を書きましたが
確かに今の御時世
若い子でもなる可能性あるとは書いた
この1年半健診して
健診だけで5000人以上の人を診察した
診察したのは確かに若い子だけじゃない
でもまさかこんなに多いとは…
マジ、驚愕!!
子宮が半分まで下がってるとは
どういうことか?
子宮の入り口、つまり子宮口が
この黒い線のところにあるってこと
まぁまだ膣からは出てないから
正確には子宮下垂
どっちにしても
子宮円靭帯が疲れて伸びて
子宮が下がってきてることには
変わらないけどね

基本的に完全に膣から子宮が
出てたり
何か症状がなければ
何もせずに経過をみるか
骨盤底筋運動をするかしかない
膣から子宮の入り口が見えたり
尿が出しにくいとか
逆に頻尿とか
子宮の入り口が下着に擦れて出血するとか
何かしらの症状がなければ
あるいは特に本人が気にならなければ
積極的に治療はしない
え?治療しないの?
ってなるよね
なるなる
でもその治療ってのは
このペッサリーっていう
硬いゴムみたいな医療器具を
こんな風に膣の中に留置して

子宮が下がってくるのを
子宮が膣から下がってくるのを
抑える治療が第1選択
このペッサリーには
上の図みたいにサイズがたくさんあって
その人に合ったサイズを探すのに
ちょっと時間がかかる
サイズ合わないと入れても排尿や排便で
ちょっと腹圧かかっただけで
ポンッて外に出てきたりしちゃうから
出てきたらまた病院に来てもらって
違うサイズを入れ直し
だからって
最初から大きいの入れすぎると
今度は排尿・排便がしづらくなったり
痛くて耐えられなかったりする
ちなみにこれ入れたら
何ヵ月かに1回膣内を消毒したり
ペッサリーを交換しながら
ずっと入れ続けることになる
ずーーーっとね
ずっと入れ続ければ
やっぱりペッサリー自体異物は異物なので
おりものが増えたり
膣内が傷ついて出血したり
子宮は出ないけど何かしらの症状が
出たりする
これをずっと入れ続けることが嫌なら
あと残された選択肢は手術しかない
手術は3種類
①膣から子宮を摘出する手術
メリット
→お腹に傷は残らない
たるんだ膣を切り取って形成する手術を
同時にすることができる
デメリット
→たるんだ膣を切り取っても
もともとがすでにたるみやすくなっている
ため「膣脱」という形で再発しやすい
②腹腔鏡で伸びた円靭帯を
医療テープを使って引き上げて
子宮を持ち上げる手術
(婦人科よりも泌尿器科で
手術することが多い)
メリット
→子宮を残せる
デメリット
→結局テープは異物なので術後に感染を
起こす可能性がある
感染したらテープを取り出す手術をして
期間をあけてから再手術となる
③子宮が出てくる膣自体を
閉鎖する手術
メリット
→子宮脱、膀胱脱、直腸脱、膣脱など
膣から出てくる可能性があるすべての脱を
防げる
デメリット
→性交渉ができなくなる
やっぱり手術は手術で
いろんなリスクがあるから
強い症状、強い希望がなければ
なかなか難しいかなとも思う
だからこそ
早い時期から骨盤底筋運動・膣トレを
することが大事なんじゃないかなと思う
ちなみに一旦完全に伸びた円靭帯を
骨盤底筋運動で元に戻すことは
ものすごく難しい
伸びきった人に対する
骨盤底筋運動・膣トレは
主に膣内の筋肉を鍛えることで
膣の前壁と後壁の間に
隙間を作らないようにする
下がってくる子宮の重みに負けないように
膣の筋肉を鍛える
っていう
子宮を膣から出さないようにするための
トレーニングが主になる
ちなみにこの骨盤底筋群を鍛える
トレーニング
一回10セットを一日3回
3ヶ月続けて
やっと効果が出ると言われている
効果が出たからと言って
やめたらまたすぐに戻る人もいる
だからこそ
下がってない今からはじめて
無意識にでもできるぐらいの習慣にする
ことが大事なんだと思う
はじめる年齢が早ければ早いほど
効果は早い
ネットで調べればやり方は
いろいろ出てくる
その中で自分がやりやすいもの
続けていけそうなものを
やっていけばいいと思う
子宮脱はすでに
加齢によるおばあちゃんの病気ではない
出産したから仕方がない
っていう病気じゃない
骨盤ケアとトレーニングで
予防できる病気です
産んでなくてもこんなに下がり始めてる
産んだ、産んでない
若い、若くない
なんて全然関係ない
要はトレーニングを
やったか、やらないかです
はい、やらない理由が見当たらない
満席御礼!!
血流王子堀江さんとのコラボ講座
↓↓↓↓↓↓↓
☆第一回 自分の力で治す婦人科講座☆
〜西洋医学と東洋医学から心と体を見つめる〜
【メインテーマ】
子宮内膜症
【日時】
(1日目)2017年6月8日(木)
(2日目)2017年7月13日(木)
両日とも14時~17時
【会場】
東京・代々木上原駅より徒歩2分
お申し込みの方に詳細をお知らせします
【定員】
20名
【受講料】
7万円
※質問などもバンバンお受けできるので、検査データ等を持ってきていただいて、セカンドオピニオン的な場としても活用してください。
※治療薬や漢方の相談にも乗ります。



