「怒る自分も否定せずに、受け入れること、自己受容が大切じゃないでしょうか?」

「怒り」の話をすると、似たような質問やご意見がくるので、ちゃんと答えておきたいことです。

今回は、開き直りと自己受容の話。

まずは心理学用語なので説明を。

自己受容
「自己のありようをそのまま受け入れること。人は多かれ少なかれ自分でも認めたくないような感情や特性、境遇、運命などを有しているが、それらを否認し、わがものとして引き受けない場合がある。自己を受容することは、自発的な行動変化の原点となり、他者受容や良好な対人関係の基盤となる」(中島義明他編『心理学辞典』)

よくいわれる簡単な説明では「ありのままの自分を受け入れる」ということが自己受容です。

この自己受容という言葉を使って、「怒る自分を受け入れるといいです。怒っていいんです。」といって、僕に怒ってくる方がいました。
自身のブログでも僕の考え方に反論して怒ってました。

その方は、他の人とブログ上でやりあって、怒って怒って、結局ブログを辞めることにもなってしまいました。

「怒っていいんです」と実践していった結果です。

怒ってていい方向には行くことはないですよね。

これは「怒っていい」という開き直りでしょう。



こういった記事もあります。

土田晃之“ありのまま”に苦言「ただの開き直り」

今回のテーマは「ありのまま女子」。映画『アナと雪の女王』から流行った言葉“ありのまま”より、自分を解放して開き直る強さを身につけた女性の呼び名に。これに対する土田さんの意見は?

*  *  *

昨年の流行ワードを踏まえて、アラサー女性が自分を解放する暴挙に出はじめた!? 僕自身、『アナ雪』は観てないけど、歌くらいはなんとなく知っています。けど、そんな趣旨の歌でしたっけ?
「ありのままの私を受け入れて」なんて言っちゃってるんですか。
これ、ただの開き直りですよね。ありのままっていう言葉を、自分勝手に解釈しているだけでしょう。
もっと言えば、自己プロデュースができない自分を正当化しているだけですね。

自分を解放して開き直る強さを身につけた女性の呼び名を「ありのまま女子」というんですね。
『anan』によれば。

>ありのままっていう言葉を、自分勝手に解釈しているだけでしょう

自己受容という言葉も、自分勝手に解釈してしまう人はいます。

カウンセラーでもいるんです。


カウンセラーの方から、怒る自分も受け入れて、自己受容が大切ですよってメッセージがきた話。

その方のブログにはこのような話が書かれてました。

カウンセラーになれば、イライラすることや怒ったりすることがなくなって幸せになれると思ってたそうです。

しかし、実際にカウンセラーになってみても、怒ることはある、カウンセラーでも人間だから仕方ないんですと。

コメントで腹が立って、4、5日イライラしてたという話とかありました。

そういった自分も自己受容してますって発信してる方でした。

それで、怒る(イライラする)自分も受け入れて自己受容が大切ですよって話だったんですね。


メッセージがきて「ん?」と思ったときは、その方のブログを見ることはあります。そうするとその人の考え方がよりわかりますよね。

こういう考え方を持っていて、メッセージくれたんだなと確認して、こう返信しました。

「厳しく聞こえるかもしれませんが、それは「開き直り」だと思いますよ。
 自己受容はどういうものだと考えてますか?」


自己受容の解釈が違うのかな?と思って確認の質問です。
カウンセラーの方なら話せばわかるだろうなってことで返しましたけど、そうじゃなかったら、たぶん返信してないかもしれません。
 

そして返ってきた返事。

「自己受容は、自分の良い面も悪い面も含め、そのままの自分を受け入れることです」

これはわかりやすい説明ですね。

“悪い面もそのまま受け入れる”ここ重要なポイントです。

この方は、悪い面をそのまま受け入れてないです。

イライラする自分を人間だから仕方ないと“正当化”して開き直ってるんですね。


「anan」記事の土田さんの言葉そのままです。

「自己プロデュースができない自分を正当化しているだけですね」



「ありのまま女子」と「自己受容女子」違いはわかりますか?




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