
上記風景はどんな風に見えますか?
寂しそうに見える人もいるかもしれません。
もし出かけるときに、寂しそうに見えても、偶然好きな人と出会ったとしたら?
その帰り道でこの場所を通ったら、とても綺麗に見えるかもしれません。
自分の心によって見え方は違ってくるんですね。
心理学では「投影」といいます。
人間はそのまま見る(客観的に認識する)のは不可能というのが認知科学でわかったことです。
自分のフィルターを通してしか認知できないということ。
人間は主観的に見えてる世界に生きている。
釈迦は、およそ2600年前に、この認知の仕組みがわかっていたという話です。
斉藤一人さんは、フィルムを通して世界が映し出されていると話されています。
「中卒で社会でたら損なんじゃないか、馬鹿にされるんじゃないか
という思いでいると、なぜか社会に出たときにそれが映しだされる
そうすると馬鹿にする人が出てくるんです
僕は馬鹿にする人は出てきたことがないから、馬鹿にされたことがないんです」
斉藤一人さんは中卒ですが、馬鹿にされたことがない、そういう人は出てこない。
逆に、学歴をよく馬鹿にされるという人もいますよね。
その違いは、自分がどう思ってるか、というフィルムの問題という話です。
「思いというフィルムをおく
それが映しだされたのが社会なんです
思いによって映し出される
俺は中卒だから馬鹿にされるんじゃないかと思いでみると、本当にそういう人が出てくる
そうすると、あぁやっぱり馬鹿にされたと、さらに傷つく
またそれで映し出されると、またそういう人が出てくる
エンドレスに出てくる
思いだけ変えればいいんだ
思いというフィルムを変えると、世の中が変わって見える
嘘みたいだけどそうなんです
お釈迦さまもキリストも何が言いたかったのかというと、この話だけなの
あなたの思いがこの世を映し出すんだよ
と、言いたかっただけ」
引き寄せの法則というもので言えば、「馬鹿にされると思ってると、そういう人を引き寄せる」なんて説明になるかと思います。
胡散臭い話に思いました?(笑)
投影や認知の仕組みを考えたら、胡散臭い話でもないです。
例えば、学歴の話題になったとき、自分が中卒でそれを言ったら、こう返って来た。
「中卒なんだ」
こう言われた時、どう思うでしょう?
馬鹿にされると思ってる人だと、これだけでも「馬鹿にされた!」って受け取りやすくなると思います。
身長が低くて馬鹿にされてると思ってる人だと、「小さくてかわいいね」って本当に好意的な思いで言ったとしても、「小さくて馬鹿にしてるでしょ!」って怒る人もいます。
こんな実験があります。
人種差別ある人に、色んな人種の顔写真を見せます。
写真をたくさん見て、どういう表情か書いてもらいます。
この人は、怒ってる、笑ってる、不機嫌、とか。
嫌いな人種に対しては、マイナスの表情として読み取ってしまう傾向が出る。
人種差別ない人とは差が出てしまう。
無表情の人でも、「この人は私のこと嫌いなんだ」って思ってると、怒ってるように見えたり、不機嫌そうに見えてしまうこともある。
マイナスの対象には、自分もマイナスで反応しやすくなり、相手もまたマイナスで返しやすくなりますよね。
それで、「ほらやっぱり私のこと嫌いなんだ」となる。
「私はいつも周りに責められる」と思ってると、そういう人は本当に出てくる。引き寄せられる。
それは、相手が責めてる言動じゃなくても、責めてる言動に受け取ってしまう、そう認知をしてしまうからと、考えられます。
そう認知をすることにより、自分もマイナスの反応(言動)になり、本当にそういう人を生み出してしまうこともある。
アドラー心理学の目的論でも、目的がまずあり、原因はあとから作り出す、あとから探すという考え方があります。
「彼は浮気してるんじゃないか、するんじゃないか」と思ってると、彼の何気ない言動でも浮気してそうな怪しい言動に見えてきます。
彼と一緒にいても不安、心配で縛る→彼は居心地悪くなる→他の女性と一緒にいる方が居心地いいと感じる→浮気する
なんて流れもありえるでしょう。
現実でなかったものでも、自分の思いから現実にしてしまうこともある。
人を好意的に見るように心掛けると、いいように受け取りやすくなり、現実によくなっていきやすい。
自分の思いが投影される、外の世界に反映されるから、自分の思い(心)を見守ることが大切かと思います。
私たちの心が邪悪な思いで満ちているとき
私たちには いつも痛みがつきまとう
雄牛を悩ます荷馬車のようにして
もし私たちが清い思いばかりをめぐらしたなら
私たちには喜びばかりがつきまとう
私たち自身の影のようにして
ジェームズ・アレン
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