
2006年夏、東京都にイルカと泳げる島があると知り 誕生日記念に行ってきました。
しかし、私は幾度となく 風呂で川で海でプールで溺れ
死がよぎる程の恐怖を何年かおきに感じてきたので
水恐怖症というか シャワーを浴びていても息を止めて入るほどで
自分でも何故 泳げないのにドルフィンスイムしようとするのか
分からないというかなんというか。。。。。
そういえばたまに、自分を極限状態にもっていき
生物としての底力を確認して 生きる気力を湧かせようとする時があるのです。
(英語が通じない国で一人旅とか…)
御蔵島は、世界的にもイルカが出産育児をするということで
研究対象となっていて
イルカだけでなく、豊かな森は屋久島を彷佛とさせる規模もあり
昆虫マニアや蘭愛好家、釣人にも人気があります。
島の回りには その豊かな森の栄養が沁みた水が滝となって流れ落ち
近くには黒潮も流れ イルカの育児にはもってこいの環境なのではないかと言われているそう。。。
柘の産地でもあり、櫛や将棋の駒などの工芸でかつてはさかえたそうです。
かといって この島は大大的に観光地化されていなく(2006年の話)、
宿の予約がとれていないと入島することはできません。
イルカ見たさにとりあえず 島に入り野宿することはできないのです。
また、宿の予約を取るには 船の予約が取れていないと許可されません。
そして、船の予約が取れていたとしても
この島へ船がちゃんと着岸する率は60%。
島の周囲すべて断崖絶壁なので 波の高さで
船が桟橋の前にきていても着けずに帰ることがあるのです。
運がよくないと いかれないのです。
そんで 最後に、ドルフィンスイムの船を予約することになるのですが
野生のイルカなので 1匹も遭遇できないこともあるそうです。
小さな船に乗って、島の回りの海を走りイルカを探しにいきます。
どこにもビーチはなく、荒波に島の周囲は削られ全て絶壁になっていました
そして絶壁には滝や かつては滝だったと思われる跡がたくさん残っています。
絶壁の下は まるで河原の石のような 丸石がごろごろとありました。
水はとても澄んでいて サンゴ礁の海の色とはまた違う
神秘的な青色です。
イルカは哺乳類なので 定期的に息継ぎをするために水面に上がってきます。
船長さんが 海面からのぞいたイルカの背びれを発見し船を止め急いで潜ります。
すると イルカがわらわらと私の体の下を通過するっていう感じです。
日程は1泊2日ですので 全てがうまく運ぶかドキドキでした。
海に入る時は、この時は若干 水温が低いこともありウエットスーツを着ましたが
大体は 水着にラッシュガードを着て
シュノーケル マスク フィンを装着し潜ります。
私は恐ろしかったので ビートバンを借りて
水面で海の中を覗いて見るだけですが
慣れている人は ウェイトをつけて潜水し
クルクルと回ったりしてイルカに興味をもってもらい
遊んでもらったりしていました。

野生のイルカなので、鮫に齧られた跡や傷ヒレが欠けていたりとしています。
その傷が多ければ多い程 年齢を重ねたイルカだと分かります。
だいたい黒っぽくなるらしい。
赤ちゃんは お母さんのお腹の中に丸まってはいっていたので
皺があるそうです。
そして白っぽいのが特徴です。

また、イルカの睡眠はヌボーっと集団で整列して
海の深いところで潮の流れに流されているように移動し
呼吸しに上に上がっていくようです。
御蔵島のドルフィンスイムの船は イルカを追い回さないようにして極力エンジンを吹かさないように
なるべく遠くにから観察をして イルカの群れが泳いでくる方向をよみとって
船を停めておき 群れがきたなとおもったらただちに飛び込んで水中で待ち伏せするって感じです
高校生の時に 御蔵島よりはるか遠い小笠原諸島の父島というところに行った事あるのですが
その時はもっとダイナミックな船旅で 大海原を走る船の横で クジラが潮をふいていてびっくりしました
そして小さな船で移動すると イルカやトビウオが跳ねてきて なんだか本当に別世界にきたかんじでびっくりしました
御蔵島のイルカ達は本当に沢山群れで動いていて
海上から顔をつけてのぞいていると足下を10匹~20匹の群れがゾゾーっと移動していて本当にびっくりしました。
私は使い切りのインスタント水中カメラを持って行ったのですが
そんなカメラでも十分綺麗に撮れます。
最後の方は、ビート板無しで 海に入ってみることもできました。
最初は怖かったけれども 潜水してみたくなるのです
素潜りができる人が同じ船にいて その人達は水中の中で大きく輪を描くように潜水して
イルカの群れをまっていると
群れの中で いたずらっ子のイルカや好奇心旺盛の子は
その輪っかをくぐったりして 遊ぼうとしてくるのです
そんな様子を間近でみていると 私も海中でもっと近くでみてみたいと自然に
なんの浮きもなしで 潜ってみたりして
それは本当に画期的なことでした。
浮き輪無しで海に入ったのは小学校以来じゃなかろうか!
とにかく 私の水恐怖症はそこから改善し
帰ってきた後は シャワーをあびながら息を止めて貧血になることもなくなりました。
御蔵島のイルカ達どうもありがとう!
おすすめのドルフィン船
シリウス・ネイチャーツアーズ
http://www.k2.dion.ne.jp/~sirius05/sirius-mikura/index.html
宿 にしかわ
http://mikuramaruni.web.fc2.com/
御蔵島へ行く船 東海汽船
http://www.tokaikisen.co.jp/
御蔵島で食べたアシタバは古代の森の水や土のおかげなのか 他でとれるアシタバと全然違って
茎や葉が柔らかいのが特徴でとっても美味しかったです!