この日の嫁さんは、午前中は仕事をして、午後になって幼稚園に息子を迎えにいき、その後すぐに息子をスイミングスクールに連れて行きました。そしてそのスイミングからの帰宅後、自宅に息子の園服がないことに気がつきました。
このところ、嫁さんはベビーマッサージ屋さんの仕事で毎日、忙しくしているのは理解しています。が、それにしても園服をどこかに忘れてくるとは…。(息子は園服を脱いで公園で遊んでいたそうです。)最近、そのようなことが多々あるので「何かの障りか」と勘繰ってしまいます。
午後7時ころに嫁さんが幼稚園に電話をすると、担任の先生が偶然いて「私も探してみます」とのことでした。ついでに「もしなければ、代わりの園服が幼稚園にありますので」とのお言葉も頂きました。
これでまあ一安心ですが、そこで登場するのが我が家では“易”であります。さっそく嫁さんが易(周易)を立てましたところ、「山地剝5爻変」でした。私も“梅花心易”をということで、嫁さんに易卦をだしてもらいますと“沢天夬上爻変”でした。
梅花心易では「体」が「乾」で、「用」が「兌」になり、残りは全部「乾為天」となる極端の卦。全部比和になるので吉ですが、自分からは動かないほうがいい暗示です。「之卦」の「乾」は“公権力”の暗示ですが、まさか警察が園児の園服を探してくれるわけはないので、放っておきました。
そして4日が過ぎて18日。卒園式当日の朝のことです。幼稚園の制服を借りるつもりで準備をしていたのですが、なんと午前8時半過ぎに警察から電話が……。
嫁さんがでると、なんと園服を預かっているから取りにきてくれとのこと。「良かった、式まであと30分もある」。慌てて私が飛んで行って、園服を受け取って来ました。そして、帰りがけに「お礼がしたいから、だれが届けてくれたのか、住所なり電話番号なりを教えてくれませんか」と警察に話すと、「それは個人情報だから教えるわけにはいなないし、相手も余計なことに巻き込まれたくないと言っていますので、お礼はいいんじゃないですか」とのコトでした。
易卦はこれを表していたのです。
まず、梅花心易から読んでみますと、
1・本卦が“沢天夬”の卦で、“体・用”が比和であったので、このような形で解決したのだと思います。
2・「用」が「兌金」なので、女の人が拾い(ちゃんと洗って、袋にいれておいてくれてましたので、おそらく女の人だと思います)、警察(乾金)に届けてくれました。
3・園服が見つかったのは、幼稚園からみて「乾」の方位で、我が家から見れば「巽」の方位で、(警察のどこの場所で見つかったかをちゃんと聞きました)方位までピタリ出ています。
4・「乾」も「兌」も4・9の数だから、15・16・17・18日とちゃんと4日目に当たります。日にちもバッチリです。
嫁さんの立てた“周易”の卦ではどうでしょうか。いろいろ流派はありますが、これも私の見方では、まさにその通りなのです。
1・本卦は“山地剝”で凶意が強いです。ですが、見つかる可能性があります。(以下に説明をします。)
2・内卦を自分、外卦を園服とします。
3・内卦は動かないが外卦は動くので、自分から動かない方がよいかもしれません。
4・外卦(園服)は震となって(卦を反対にみて艮ではなくて震とするので)、園服はこちらに向かってくる暗示がでています。これで見つかりやすいとの判断になります。
5・之卦も「大艮」になって、向かいは「大震」だから、二重に“これは出やすい”とみます。
6・5爻変だから五日以内に見つかるかもしれません。あるいは上爻変まであとわずかですから、すぐにみつかる可能性もあります。
また、後から聞いた話によると、嫁さんは、「反対(彼岸)から見ると、地雷復が出ていたので、くりかえし=また出てくるかもしれない」と、どこかで思っていたそうです。というのも、以前わたしが息子を幼稚園にお迎えに行った帰りに、園バックを落としてしまい、その日のうちに警察から連絡があった過去もありましたし(苦笑)、最近、失くした物があったとしても、その後に発見されることが続いていたからです。
ここまでの判断は私だけの方法かもしれませんが、周易といい、梅花心易といい、術が違いながらほぼ同じ判断になったというのも“易の不思議”だと言えるかもしれません。
知的遊戯の易、これをやっていれば、絶対にモウロクなどしないと思います。
易って(術って)、本当に素晴らしいですね。
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