何を書こう?
  
どう書こう?
  
文章を書くときには、いろいろなことを考えるものです。
  
しかし、「何を書くか」「どう書くか」以上に、気にしなければいけないことがあります。
  
それは「何のために書くのか?」です。
  
言い方を変えるなら「文章を書く目的」です。
  
その報告書を書く目的は何ですか?
  
そのメールを書く目的は何ですか?
  
そのブログを書く目的は何ですか?
  
その企画書を書く目的は何ですか?
  
たとえば、ある会社が私に「会社案内の原稿を書いてほしい」とオファーしてきたとします。
  
私はすかさず聞くでしょう。
 
「目的は何ですか?」と。
 
■(お客さんに)
会社の理念を知ってもらいたい
 
■(お客さんに)
会社のサービスを知ってもらいたい
 
■(お客さんに)
社長の人柄を知ってもらいたい
 
■(お客さんに)
親しみをもってもらいたい
 
■(お客さんに)
実績を知ってもらいたい
 
■(お客さんに)
「顧客を大事にする会社だ」と感じてもらいたい
 
■(お客さんに)
「チャレンジ精神のある会社だ」と感じてもらいたい
 
■(お客さんに)
「この分野の第一人者」であることを知ってもらいたい
 
■(お客さんに)
「この会社のイメージ……
 前よりも少しソフトになったかも」と感じてもらいたい。
 
このように、「お客さん」に対してだけでも、いろいろな目的が考えられます。
 
また、読者ターゲットを変えれば、以下のような目的も考えられるでしょう。
 
■(自社の社員に)
企業理念を浸透させたい
 
■(学生に)
「この会社に入りたい!」と思ってもらいたい
  
■(競合に)
「この会社には太刀打ち出来ない」と感じさせたい
 
■(行政や特定の組織に)
「この会社は信用できる」と思ってもらいたい
 
■(マスコミに)
「おもしろい会社があるぞ!」と思ってもらいたい
  
読者ターゲットによって、そして、文章の目的によって、盛り込む内容、表現方法、言葉の柔らかさ、言葉の選び方、伝える順番、リズム、漢字とひらがなの配分……等々、すべてが変化します。
  
もちろん、日記的に書いているSNSの投稿などであれば、そこまでシビアに目的を設定する必要はないかもしれません。
 
一方で、仕事で書く文章、ビジネスに絡む文章であれば、そこには必ず目的があるはずです。
 
文章を書くときには、その目的を忘れないようにしなければいけません。


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