読み手の反応を決める。

これは、私が本や研修で、しつこく言い続けていることです。
     
興味をもってくれたらいいなあ。
     
理解してくれたらいいなあ。
     
笑ってくれたらいいなあ。
      
買ってくれたらいいなあ。
     
感動してくれたらいいなあ。
     
「◯◯してくれたらいいなあ」

——というのは単なる願望です。
     
残念ながら、願望では、自分が望む反応を得ることは難しくなります。
          
願望ではなく、決める(!)のです。
     
そう、文章を書くときには、読み手の反応を書き手が決めなければいけません。
     
「わー、おもしろそう!」と
前のめりでスマホの画面を見る。
(ものすごく興味をもっている状態)
     
「なるほど、腑に落ちた!」
と思わずひざを叩く。
(100%理解してくれた状態)
    
「わはは!」と大笑いする。
    
「これ欲しい!」と思って、
即座に購入ボタンをクリックする。
    
「うっっっ」と声をつまらせて泣く。
(ものすごく感動してくれた状態)
    
このような映像をリアルに思い浮かべられないようだと、望む結果を得られにくくなります。
    
60点を目指してテスト勉強している人が、本番で100点取ることは……おそらく無理でしょう。
    
100点を取りたいのであれば、100点を取るイメージをもって、勉強しなければいけません。
    
文章も同じです。
    
得たい結果をイメージできなければ、(脳が)そのために必要な書き方をしようという気になりません。
    
「理解してくれたらいいなあ」程度の書き方では、ほとんど理解してもらえない!——文章を書くときには、それくらい厳しい前提に立つ必要があります。
   
文章を書いて、望む結果を得られている人は、文章を書く時点で、読み手の反応をきちんと決められている人です。



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