日本屈指のサイバー セキュリティー技術者である名和利男さんが、テレビ番組で、サイバー攻撃を防ぐための心構えを語っていました。
 
「攻撃者に、なりきる」と。
 
攻撃を防ぐためには、攻撃者の心理と行動を理解しなくてはいけない、という意味です。
 
攻撃者の目的は何なのか? 攻撃者ならどう行動するか?——これらの問の答えを、攻撃者の目線で考えられなければ、有効な対策を講じることができないといいます。
  
だから、「攻撃者に、なりきる」と。
  
この心構えは、文章を書くときにも必要です。
 
商品やサービスを売る文章を書くなら、それを買う人の心理と行動を理解していなければいけません。
 
企画書を書くなら、それを読む人の心理と行動を理解していなければいけません。
 
メールを書くなら、それを読む人の心理と行動を理解していなければいけません。
 
ブログを書くなら、それを読む人の心理と行動を理解していなければいけません。
 
本を書くなら、それを読む人の心理と行動を理解していなければいけません。
 
とはいえ、人の心理と行動を理解するのは簡単なことではありません。
 
想像に頼るだけではなく、実体験、会話(雑談)、検索、データ分析、インタビュー、リサーチ、勉強……ありとあらゆる方法で多角的に情報収集する必要があります。
  
大事なのは、十分に情報収集したうえで、「読者に、なりきる」こと。
 
読者の心理と行動を理解するスキルは、文章を作成するうえで、極めて重要です。



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