「物語」というのは、特別なものではありません。

私たちの身の周りにいつでもあるものです。

「物語」は誰にでも作れるし、誰にでも書けるものです。

たとえば、目の前にあるオムライス。

見た目は不格好で、どう見てもおいしそうではない。というか……えらくマズそう。

でも、食べてみたら、これが、めちゃめちゃおいしい!

↑これも立派な物語です。

<予想>マズそう
<実際>おいしかった

スタートとゴールで主人公の感情が変化しています。

このプロセスこそが物語です。

映画やドラマや漫画……等々を引き合いに出すまでもなく、人は物語が大好き。だから、物語のある文章にも、つい引き込まれてしまうのです。

<スタート>憂うつだった【気持ちが暗い】
<ゴール> 気持ちが晴れた【気持ちが明るい】

<スタート>ムリだと思っていた【あきらめ】
<ゴール> 成功した【達成感】

<スタート>犬猿の仲だった【嫌い】
<ゴール> 友情が芽生えた【好き】

<スタート>◯◯ができなかった【自信なし】
<ゴール> ◯◯ができるようになった【自信あり】

<スタート>疲れがたまっていた【疲労感】
<ゴール> 疲れが取れてスッキリした【爽快感】

これらも、すべて物語です。

スタートとゴールでなぜ感情が変化したのか?

その理由となる出来事や感情を掘り下げて書いていくことによって、物語に幅と奥行が生まれます。

超短編小説くらいであれば、そう苦労なく書けるでしょう。

物語を作る(書く)ときは、初めにスタート&ゴール地点における感情の設定から行ってみましょう。

両者に「高低差」が存在すれば、間違いなく物語は生まれるはずです。