言葉のもつ「イメージ」に敏感になると、他人に誤解されにくくなります。

たとえば、「オフィス」と「事務所」のイメージは同じですか? それとも、違いますか?

本来、同じ意味のはずですが、頭にパっと浮かぶイメージは少し違うのではないでしょうか。

では、「テクニック」と「技術」はどうでしょう?

これもまた違うと思います。

「バブル経済」と耳にしたときに、活気に満ちたバラ色の社会をイメージする人もいれば、危うさを秘めた灰色の社会をイメージする人もいるでしょう。

「エリート」あたりはどうでしょう? おそらく、いいイメージをもつ人、そうでない人、さまざまでしょう。

このように、ひとつの言葉に対しても、人はそれぞれのイメージをもっています。

文章にしろ会話にしろ、言葉を使うときには、自分のイメージだけではなく、受け手が、その言葉にどういうイメージをもっているかを想像しなければいけません。

でないと、好意をもって「御社はバブルですね!」と言ったときに、相手に怪訝な顔をされることになります。

相手がもっているイメージを100%理解できなくても、「○○という言葉のイメージはひとつではない」ということが分かってさえいれば、言葉の使い方に気を配ることができます。

言葉のもつ「イメージ」に敏感になると、他人から誤解されないだけでなく、自分自身の表現力に、どんどん磨きがかかっていきます。