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Q:ブログを書いています。日記のようなものを書いているのですが、書くときの心構えとして、何か気をつけることはありますか?

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ブログというのは不特定多数の人間が読む媒体なので、つい意識が万人に向かいがちです。

しかし、文章というのは、そもそも「特定の誰か」に向けて書くものだと私は考えています。


そんなことはないだろ! だって雑誌はどうなんだ! 広告はどうなんだ! 居酒屋の男子便所に張ってある「一歩前へ!」の張り紙はどうなんだ! みんな不特定多数の人間に発信されているじゃないか!

と主張する人もいるでしょう。

が、それは間違い、というよりも、勘違いです。


たとえば、クルマ雑誌でも、「走り屋向け」「高級輸入車マニア向け」「ドレスアップ愛好者向け」「新車購入希望者向け」「旧車好き向け」など、媒体によって、読者ターゲットが細分化・明確化されています。

決して、すべてのクルマ雑誌が「クルマに興味がある人全員」に向けて作られているわけではないのです。


商品や広告にも同じことがいえます。

たとえば、ホンダのステップワゴンは、「小さな子供の居る家族」をターゲットにしています。子供の具体的なイメージは幼稚園~小学3年生だそうです。

つまり、具体的にターゲット設定されているのです。


居酒屋男子便所の「一歩前へ!」の張り紙についてはどうでしょう。

たしかに、すべての男性に向けて書かれたもののようにも見えます。

しかし、居酒屋の店長にしてみれば、ポタポタと竹のしずくを床に垂らす「チンチ○ふりふり男子」への警告にほかなりません。


同様に、ブログの文章に求められるのも、誰に向けて書くか、つまりは「ターゲット」です。 

あなたの日記を読むのは誰でしょう? あるいは、読んでくれそうなのは誰でしょう? いや、読んでもらいたいのは誰でしょう?

もし具体的な顔が浮かんだら、その人を読者と想定して、日記を書いてみましょう。

特定の誰か」に向けて書くことで、文章(言動)にブレがなくなり、記事(ひいてはブログ)がシャープになっていくはずです。

すでに一歩前行動が取れている「優良男子」のことを気にしていたら、「一歩前へ!」の張り紙をすることはできません。素行の悪い「チンチ○ふりふり男子」を想定しているからこそ、この言葉が書けたのです。


つまり、ターゲットを「特定の誰か」に絞って書いた結果、多くの人に伝わるのはOKなのです(多くの人に伝わらなくても、「特定の誰か」には伝わります)。

逆に、「不特定多数の人間」を想定して書いてしまうと、「特定の誰か」も取りこぼして、誰にも読まれない&興味をもたれない、ということが起こりうるのです。

これから書く文章を一番読んでもらいたいのは誰なのか? 

ブログ(に限りませんが)を書く前に意識するクセをつけましょう。