福島原発に対するIAEAの調査報告が明らかになりました。
報告書によると、1~3号機は、内側にある圧力容器の底部から溶融(メルトダウン)した核燃料が漏れ出して、外側の格納容器に堆積している可能性が指摘されていました。
この状態はメルトスルー(原子炉貫通)と呼ぶそうです。
ずーっとメルトスルーし続けて地球の裏側にまで貫通するという映画が「チャイナシンドローム」でしたね。
アメリカの映画だから地球の裏側が中国になるので「チャイナシンドローム」
この映画のすぐ後にスリーマイル島の事故があったから、「冗談じゃない!」ってことになった。
幸いスリーマイルは「メルトダウン」までで収まったけど・・・
じゃあ、福島原発は
「アメリカンシンドローム」
になっちゃった。
地球の裏側までメルトスルーは現実的には想像できないけど、大量の水の投入と漏えいによって、格納容器から配管へと小さな核燃料が押し流されている可能性だって大きい。
特に配管は注意すべきで、ここまでを想定して作業を進めないと現地作業員がとんでもない被ばくを被る可能性があります。
先ほど東電の作業員二人が250ミリシーベルトを超えたというだけで、厚生労働省が調査に乗り出した。
これもおかしい。なんで今まで東電の外注作業員が大きな被ばくをしても厚生労働省は動かずに、東電社員だったら動き出すのか。
同じ人間なのに。
東電の報告はとにかく怪しい。
パニックを避けるためだと言っているらしいけど、うそをつきすぎて今ではだれも信じてはいない。
政府は認めたんですよね。
・現地周辺の住民にガイガーカウンターをできるだけ配れ!
・汚染土をどんどん急いで福島原発に運べ
運びながら処理施設を建設せよ
・モニタリングシステムの結果を定期公表しろ
・原発周辺に無線LANで張り巡らせた放射能線量計を1000基取り付けろ。
そして、1時間単位に情報収集して、客観的事実を公表しつづけろ。
【参考】 3/30 地震 震源地速報20 30日 福島原発 遠隔操作可能な放射能の定時定点観測を始めてほしい
・子供の被ばく量を大人と同じ20ミリシーベルトとするな、5ミリシーベルト以下にしろ。
政府が20ミリシーベルトで良いと断言した罪は大きい。
・立ち入り禁止区域が正円になるわけがないだろう。見直せ!
原発施設外でウランの次に怖いプルトニウムが発見されたということは、3月の水素爆発で核燃料が微量ながら原発施設外にまで飛び散ったという事実だ。
ようするにヒロシマ、ナガサキ、フクシマだ。
3号機が爆発した時に、原子炉の真上にあったクレーンが100mも真上に吹っ飛んで落ちてきていたほどの威力ですよ。
だいたい上の写真を見ればわかるでしょう、こんな爆発で無傷で済むわけがないでしょう。
・汚染水だってまだまだ東電は黙っている。単純に今までの投入水量を計算すればいい。どこに流れているかすらつかめていないとは・・・。
国会議員も行政も、遠巻きにやっている振りみたいな態度してないで、自衛隊みたいに解決に向かってド真剣に結果を出せよ!
自衛隊は素晴らしいがんばりだけど北沢防衛相はだめ。3.11の時、東電の清水前社長が名古屋から自衛隊ヘリで戻ろうとしていたのに、途中で連絡が遅れたから引き返せと言った。
厳重注意しながらも緊急で容認すべきだった。
ひょっとすると、ベントが間に合って水素爆発は起きなかったかも。清水社長はたたき上げの社長だから、現場のことだってよく知っていたろうに。
いまさら言っても始まらないけどね。

