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星島貴徳被告 犯罪資料
公判経緯は
江東マンション神隠し殺人事件 星島貴徳被告 公判一覧を参照してください
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2008/04/18 東城瑠理香さん(当時23)失踪発覚(天候 雨)
2008/05/01 この日までかけて遺体を少しずつ遺棄
2008/05/25 星島貴徳(当時33)逮捕
【事件概要】
東城さんは一歳年上の姉と二人暮らし。
同じマンションの2軒隣に住む女性を「性奴隷にしたい」という理由で不法侵入。捕まりたくない一心で存在を消すため」に殺害。
PM06:30 星島自室玄関で待ち伏せ
PM07:18 東城さん最寄駅(潮見駅)着
PM07:25 東城さんスーパーで買い物
PM07:31 9階エレベータ着、まもなく帰宅と同時に星島が進入
PM08:00 星島の自室に移動し、強姦行為も不能で未遂
PM08:42 姉が東城さん宅に帰宅
PM09:16 姉が110番通報
PM10:40 警察が星島宅のドアをノック
PM11:00 東城さん殺害
(無念!同じ時間に心配した東城さんの父が東城さんの部屋に到着)
PM11:50 浴室で遺体の解体開始
AM02:00 警察が訪れた時には入浴中を装う
【罪状】
殺人、死体損壊、死体遺棄、住居侵入、わいせつ略取
【事件の特徴】
自分の利己的欲望を抑えきれずに行動を起こし、事件となった。
殺害時は相手を気遣って目隠しをし、包丁で首を刺す。
しかし死体遺棄は細かく切り刻んで流し等から下水に遺棄するという残酷極まりない行為を行ったもの。
【殺害までの様子】
星嶋は2軒隣の東城さん宅に押し入り、額を殴ってタオルで両手を縛り、ジャージズボンで目隠しをして首に包丁を突き付けた。(星嶋は男としては華奢なほうだが、それでも男は女性に対して、力でここまで出来るわけですね)額はコブが出来、出血。(恐らく脳震盪を起こしたように、頭がボーッとしていたでしょう)
目隠しの後、星嶋は2軒隣の自室に連れ込んでエアマットに寝かす。電気は付けず。22:40に警察がドアをノック。その後殺害を意識。フェイスタオルを東城さんの口に詰め、口を強く抑えて別のタオルで顔を隠し、頭部を固定して包丁で首を刺す。
その後約2週間もかけて死体を遺棄。
【殺害後】
遺体を切り刻む。(詳細は割愛。見つかった骨49片、肉片172個…これだけで惨さの度合いはわかるだろう)
【凶器】
包丁、ノコギリ(事前に用意されたものではない)包丁は東城さんの所有物。しかし首を突いた包丁は星島の所有物。
【星嶋の特徴】
・小さい頃に足に大火傷。その火傷跡がコンプレックスとなる。
・コンプレックスを克服出来ずに、一度も女性とは付き合ったことが無い。
・女性とは付き合ったことが無い。セックスはプロ相手に数度経験。
・アダルトビデオや成人漫画などから女性を本当に調教できると信じていた。
【心理とコメント】
①犯行を実行する時の心理
・「部屋に連れて行き、調教して性奴隷にする。そうすれば何れ恋人の様になれる」と信じていた。
星島は火傷によるコンプレックスの為、女性と付き合う勇気が無かった。しかし、女性と恋をして幸せに付き合うという願望は捨てきれない。AVやアダルト雑誌ばかり見ていた星島は、女性と付き合うイコールセックスという認識に囚われた。そして自分の欲求を達成するには女性のペットを作ればいいと考えるようになる。普通はここで妄想と現実の違いに気づくはずだが、不運な事に、星島の住むマンションの同じ階の南側には星島と被害者しか居住していなかった。犯行にはうってつけの環境に星島の理性は崩れた。
②強姦失敗から殺害までの心理
・犯行目的を完遂させるためにアダルトビデオを見る。
・性奴隷に失敗した場合の口封じを考える。
・自分のことばかり考える。東城さんがかわいそうとは意識しなかった。
・逮捕されると仕事も住む場所も将来も全部なくなる。生きる意味が無くなる。
・殺害時は「頼むから早く死んでくれ」と念ずる。
既に意識が狭くなっている星島は、犯行の不完全さにすら気づかずに実行する。玄関のドアを少しだけ開けて入り口に座って待つ。被害者がいつも何時に帰ってくるかはあらかじめ解っていた。星島が想定していた女性は実は姉の方だった。しかし、この時点では東城さん宅は姉妹二人暮らしであることを知らなかった。妹の帰宅を知った星島は玄関が閉まる直前に東城さんのドアを開けて中に入った。彼女は必死で抵抗した。星島は口を押さえるが暴れるので渾身の力を込めて東城さんを殴りつけた。こぶしは彼女の額に当たり、コブが出来て血が出た。彼女はうずくまって動かない。(私の想像だが彼女はここで脳震盪を起こしたのではないかと思う)星島はその後彼女を縛って自室に移動する。移動中に廊下で彼女は歩けなくて倒れてしまう。何とか自室に連れ込んだ星島は目的を達成しようと試みる。
その後彼女はフェイスタオルで口を詰められるが何度も吐き出した。しかし、警察が星島の玄関をノックた時も暴れたり声を出さなかった。もう、出さなかったのではなく出せなかった。恐らく脳震盪で意識がぼやけており、夢遊病者のように頭で「私は殺される」という恐怖がうごめいていたのだろうと思う。
彼女の顔を見た星島は一時的不能となって目的が達成できない。殺害を意識していなかった星島は警察がドアをノックしたときに意識を変える。「このままでは見つかってしまう。見つかると自分の人生が終わってしまう」勝手な考えだといってもこの時の星島には伝わらない。そして悲惨な犯行が始まった。
③殺害後の心理
・携帯電話だけは解体せずに持っていた。再び電源を入れると生きていると偽装出来るため。
・「バラバラにして証拠をなくして、もとの生活に戻ろう…」
・顔を見るのが怖かった。恨まれている。のろわれるような気がした。
殺人者は被害者の顔は見れない様だ。氷の様な心で相手を見ているのではないらしい。
【考察】
星島は最初に東城さんの家に侵入した時揉み合いになり、東城さんに向けて渾身の力で殴った。(女性に対して渾身の力を出して殴れる心理自体が異常だと思いましたが)この男は終始一貫して※相手の心を理解しよう、相手の気持ちを汲み取ろうという考えをしない。
最近犯罪はしなくとも、相手の心を理解しようとしない人が目に付くのは私だけでしょうか。好奇心を押さえ、視野を広くは持たずに自分の守備範囲を決めて、その中で生きてゆく。視野が狭くなりすぎると、「常識」「理性」の客観的判断が出来なくなってしまう。自分ではジャッジしていても、歪んでいることに気づかなくなる。
星島は氷の様な心で相手を見ているのではないらしい。殺害後の彼女の顔は「恨まれそうで怖い」という気持ちで一度も見なかった。
彼に決定的に欠けているものは何か。
相手の気持ちを汲み取って、相手の心を理解してそれに同調させる心と行動が一切無い。我儘と言ってしまえばそれまで。
相手に同情したり、相手の人生などを考えてみたり【相手の気持ちになって考えてみたらどうなのか】と考える事の大切さ。
犯罪撲滅には、これがとても重要なキーになるのかもしれません。
追伸)
島根県浜田市女子大生殺害事件は星島の事件と似た所があるかもしれない。
・相手の心を考えずに、自分の欲求を満たそうとしたこと
・死体をバラバラに損壊させた事
・常習的変質者の犯行ではないこと
・異常性欲者的犯行であること
・初犯の可能性があること
・顔を殴った事
・頭を手で押さえて首を切断している事
などでしょうか。
最近「キレル人間」が増えてきた。不況・コンピュータ氾濫社会・情報氾濫社会、それに我慢できなくなる人が増えてきているのでしょうか。土浦無差別殺人の金川真大もそうである。
理性とモラルと相手に気遣う「心」で自分の人間らしさを維持しなければ、アフリカの紛争地域までとは言わずとも、厳しい世の中になってしまう。