外伝「糖尿病患者と話す時注意する言葉」 |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

「いやぁー、私、糖尿ですねん」


「そうでっかぁ、ええもん食べてはるんですなぁ、注意せんとあきまへんなぁ・・」


などという会話は、よく聞かれる。


世の中の糖尿病患者の80%ほどは、この会話で構わない。


しかし、もし、残り20%の患者が聞いた場合は、その人は内心傷ついていると思って欲しい。


もっとも、残りの20%の人も聞きなれているので、寂しい思いをしながら苦笑する程度だろう。


私も苦笑するが、たまに(こんなやつから言われたくない・・)と思う人から言われると反論する。


糖尿病には1型(1A型、1B型)と2型がある。


前者は「インスリン依存型糖尿病」ともいい、インスリンを投与すること以外の治療方法は無い。

(進行を予防する方法はあるが・・・)


後者は「インスリン非依存型糖尿病」といわれ、俗に生活週間病とも言われている。


それで冒頭のような会話が出てくるわけだ。


【ブドウ糖とインスリン】


例えば、街中の道路に、ケーキや新鮮な魚を乗せたトラックが走っている。


これらのトラックは交差点の信号機やおまわりさんや会社の指示によって、行き方や行き先を制御されながら走っている。


目的地に着いたトラックは、すぐに食べてもらうか、冷蔵庫に入れるかを入荷担当者に指示される。


これらのトラックがブドウ糖。


冷蔵庫は脂肪。


そして、信号機、おまわりさん、入荷担当者がインスリンだ。


もちろん道路は人間で言うなら血管のこと。


インスリンというのは、ホルモンだが、血糖値を下げる唯一のホルモンだ。


人間で言うと、ここに栄養を与えよう・・ここに脂肪を作って蓄えておこう・・などと判断して指示を受けて作業しているのがインスリンだ。


血糖値が高い状態が続く人は確かに糖尿病だが、インスリンというホルモンが脂肪にしたりエネルギーにしたりする判断能力が低下する状態になると糖尿病だといっていい。


だから血糖値が高くなくても糖尿病患者は存在する


ブドウ糖が良く出る食べ物(甘いものが多いというだけ)を沢山食べることが週間になると、体は膵臓からどれだけのインスリンを出したり控えたりすればいいのかを、判断する基準が解らなくなってくるのだ。


基準が解らなくなって、血糖値が高いのにインスリンの分泌量がすくなくても当たり前と思ってしまった人は2型の糖尿病ということになる。


1型は、分泌そのものが出来ないのだ。


インスリンを作る細胞は、再生しない。


膵臓の手術で一部を切り取ると、物理的に少なくなるので当然糖尿病になる。


だからすい臓癌で手術した人は必ず糖尿病になる。


低血糖になると、急に痩せたり、脳をやられる。


なんで血糖値が高いのに低血糖?と思うだろうが、先ほども言ったように血糖値を制御する判断能力か生産能力が低下するのだから、空腹時の分泌量の制御も出来ていない


血糖値が高い時に怖いのは、インスリンのことよりも、栄養に不可欠なのに、腐ると毒とも言っていいブドウ糖が分解されずに体内を巡り続けているのが怖いのだ


挙句の果てに、血管に腐ったブドウ糖が付着して、血管を詰めたり循環を悪くさせて廻りを腐らせたりする。


低血糖の場合、脳には脂肪が無いから栄養に出来るものは血管の中にあるブドウ糖しか無いからだ。


体には脂肪があるから、痩せたり太ったりしながら調節されている。


風邪のウイルスなどで制御能力が無くなって糖尿病になる事もある。


私がそうだ。風邪を引いても舐めてかかって無理をし過ぎないようにすべきだ。


ちょうど「ダイハード4」のようなものだ。


ウイルスをばら撒いて、交通渋滞や停電を引き起こして麻痺させる。


ブルースウイルスはワクチンの役柄のくせに、名前はウイルスだ。

(・・・スイマセン・・)


【藤原道長】


歴史上の人物でこの人が文献で確認されている一番古い糖尿病患者だ。


やたらと水を飲む病気が流行ったらしい。


【ニュース】


中国人女性が保険金目当てで主人を睡眠薬で眠らせて大量のインスリンを投与した事件の裁判で、高裁は懲役15年の判決を下した。


今日のニュースである。


http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20071227021.html?C=S


インスリンを大量投与すると、当然低血糖になる。


インスリンは一生懸命ブドウ糖と脂肪を栄養にしようと働き出す。


体は急激に痩せるが、脳は脂肪が無いから、栄養が行かずに、ブドウ糖も無くなって脳細胞が死ぬ。


つまり、死なずに昏睡状態となり、植物人間となる。


インスリンで人を殺せると思った犯人は誤算だったろう。


【糖尿病で困ること】


糖尿病は自覚症状がない。


だから、舐めてかかる。


糖尿病が20年続くと、多くの人が失明するか目が悪くなる。


発祥して数年で、よく出る自覚症状は、足が冷えたり、「こむら返り」が良く起きるようになる。


糖尿病と筋肉や脂肪とは密接な関係があるからだ。


それ以上ひどくなると、どんな病気も糖尿病のせいにされる。


心筋梗塞で死ぬならいいが、失明や人口透析で「半殺し」になったら厄介だ。


みなさんも、食事や風邪には、無理しすぎないように気をつけてください。


【追伸】


糖尿病になると、生命保険は一切入れません。


なる前に入っておいたほうがいいですよ。