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「 潮 騒 の 詩 (うた) 」
まつ毛に跳ねる笑顔
地平にまで反射する
一人静かに仰いでも
春は貴方へ歩み寄る
かえりみる潮騒の砂
おどける波は足元の
路を拓いて誘っては
後の足跡消してゆく
愛の風はふところへ
希望の虹はその頬に
春は貴方へ歩み寄る
眠いゲンコツの若葉
緩め開いて欠伸して
雪を流して誘っては
後の恋を消してゆく
ずっと夢を忘れない
いつも愛を感じたい
波と空と虹と潮騒に
誓い泣いた人だから
まつ毛に跳ねる笑顔
地平にまで反射する
素敵な愛を信じたら
春は貴方へ歩み寄る
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初 夏 の 紅
漆黒の空を
日は射し蔭りゆく
つかのまの時空に
夕陽を彩り消えた人
風も雲も置き去りにして
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夏のせせらぎ
伸ばす手に心を伝えて
天の川で洗い流したら
心は美しくなるのかな
心配ばかり掛けた人に
いつか胸が張り裂けて
僕の本当が伝わるかな
話つづけたあの日から
逃げずにいられるかな
高い夜に願いを浮かべ
僕は目を薄めていたい
こんなにも美しいから
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海 を 渡 る 風
数珠繋ぎのテトラポットを登り
いつも地平線のありかを探した
カモメは空で首をかしげながら
背伸びする僕に不思議そうだね
心は遠く海を渡ってゆくけれど
身体は海を歩んでいけないんだ
優しい家族がいた彼女の元へは
波よテトラポットを濡らしてよ
僕の絆を湿らせて強く滑らかに
数珠繋ぎの想い出をいだくまま
もっと大きく背伸びをしてみた
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恋を眠らせて
波に濡れる砂に
想い出を敷きつめて
たった独りの観客席
しまい切れない
真夏の恋だから
眠らせて横たえて
子守唄を唄って
星のオーケストラに
灯台の灯が踊る
漁火のスクリーンは
面影を映し出す
零れ落ちる夢を
しまうすべを知らず
眠らせて横たえて
この恋を眠らせて
移ろう風達よ
唄いつづけていて
朝に照らされ眠るまで
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渚 の 少 年
サーフボードを抱えた夏の日
何度も塗られた白いペンキの海の家
遠いうねりを見つめては心膨らませ
この身を疾駆させることを待って
水のトンネルを抜ける希望の時
僕は白羽の矢となっていた
あの子はみているのかな
いま僕は海に染まっている
膝を抱えてみていた落陽(らくよう)
何度も語り合った白いペンキの海の家
遠い未来を見つめては心膨らませ
僕達が駈け行くことを夢見て
信じれば夢は必ず叶うはずだよ
君のため僕は希望の語り部だった
潮騒が穏やかになってきたね
いま海は琥珀に息づいている
あの夢を抱えたままの夏の日
ペンキがはがれてしまった海の家
遠いうねりに想い出を探しているよ
渚に素足のままで夕陽をまって
未来の僕はここにいるんだね
希望だけを捨てないままに
あの子は覚えているのかな
いま僕は信じた夢に染まっている
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君 の 詩 (うた)
その か細く白い腕に
投げ出される液体のダイヤ
少しだけ震えていた君の肩
君の吐息がこうして広がって
夜空を覆う星座になったよう
僕の言葉は風のよう
君を通りすぎては消えていく
もうすぐ新しい朝が来るね
遠く丸い水平線に太陽が昇るよ
今ぼくの胸は君でいっぱいで
壊れそうなんだ だから
その肩を抱くため
気持ちを温もりに託して
君の詩をうたってあげる
そんなことしか出来ないけれど
なにも出来ない僕なのだけど
BGMとおたのしみください↓
http://homepage2.nifty.com/sapporo7king/hrt1.mid
「心銀河」
もし君がくじけても
泣いたって僕がいる
時間も距離も消して
きっとだきしめるよ
もし君が信じるなら
いつだって共にいる
僕の心で世界を創り
君を優しく迎えよう
もし君がくじけても
そう君が信じるなら
多聞は【エッセイ・ポエム】の
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