「蝉しぐれ」 | たごさくの本格ミステリー倶楽部&山野草

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            (横浜・馬車道)

BSプレミアムで「蝉しぐれ」を観た。

藤沢周平さんの原作小説も読んだ。

市川染五郎さんと木村佳乃さんでの映画版も観た。


リアル石岡君のぐうたら生活



これは大好きな物語です。

BSでは三夜連続で、

本日が最終回。

昨夜は所用で観られず、

とても残念でした。


最後の場面は切ないですね。


幼少の頃、

隣同士でお互いを心に思いながら離れ離れに。

牧 文四郎とふく。


再会したとき、ふくは殿の側室。

その、ふくを無き者にせんがための陰謀に立ち向かう文四郎。


そして、二十数年後側室として仕えた前藩主が亡くなり、

その一周忌を前にして尼になることを決めた。

そして、その前に文四郎に会いたいと手紙を送る。


そして二人は二十数年ぶりに会う。
ふくは「文四郎さんの御子が私の子で、私の子供が文四郎さんの御子であるような道はなかったのでしょうか?」

文四郎「それが出来なかったことを、それがし、生涯の悔いとしております」


ふく「江戸に行く前の夜に、私が文四郎さんのお家をたずねたのをおぼえておられますか」

「私は江戸に行くのがいやで、あのときはおかあさまに、私を文四郎さんのお嫁にしてくださいと頼みに行ったのです」

「でも、とてもそんなことは言い出せませんでした。暗い道を、泣きながら家にもどったのを忘れることができません」

食い違った運命は止められなかった。


小説も映像もここでふたりは結ばれるようだが、

小説の方にはセリフがある。

「ありがとう文四郎さん、これで、思い残すことはありません」


文四郎はーあのひとの・・・・

白い胸など見なければ良かったと思った。

今日の記憶で苦しむかも知れない。

だが、今日の記憶が残ることになったのを、しあわせと思わねばねばなるまい。


小説と映像の最後は違うがどちらも面白うございました。

因みにBS「蝉しぐれ」の牧 文四郎は内野聖陽さん、

ふくは水野真紀さんでした。


おわり