信頼(5) | ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~

信頼(5)


ああああああ。

めんどくさい。

なんだか頭の中が疑問符と感嘆符でいっぱいヾ(_ _。)


アマネがなぜピグであたしを追ってきたか。

その疑問は解けたが、もっと面倒くさい問題が出てきた。



ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「ピグ彼ってやつに会わせろ」



(●`3´)ムカッ 〝ピグ彼〟?そんなんぢゃない。


ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「違うんだ。巷で言う〝ピグ彼〟とは違うの」

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「ピグの中で疑似恋愛をしてるのと違う」

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「だからそんな言い方ヤメテ」


至極冷静に真面目に言った。

あのカフェと同じように向き合っていれば

抑揚や表情でそれがちゃんと伝わるのだろうが・・・。

あたしは今までアキトを〝ピグ彼〟と思ったことも表現したこともない。

ピグで合コン。

ピグで恋愛。

ピグで婚活。

男女が在る限りピグだろうがリアルだろうが同じように様々な形がある。


ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「それに今はピグで」

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「会わないことにしてるから」

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「紹介することは不可能」


元々、ピグでの繋がりしかないけどね・・・。

勘が鋭く頭の回転が速いアマネに今の状況は余り知られたくない。

だから余計な事は言わない・・・



ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「あの、サコって子となんか関係あるんだな?」


Σ(=∇=ノノヒィッッー!!  

早速バレてるヽ(;´Д`)ノ

しかも断定かよオィ!!


ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「オレはリアルのおまえを知ってるんだぜ」

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「誰かに恨みを買うような奴じゃねーだろ」


うっ・・・アマネ・・・。

やっとその言葉が出たかヾ(´ε`;)ゝ

まぁいずれバレるだろうが今は・・・

〝恋敵〟なんて説明しようがなければ、

その恋敵と友達になろうと思ってるなんて・・・

到底、理解されることじゃない。


アマネがサコや牡丹とピグともになって大富豪をやるのは構わない。

寧ろ、アマネとピグともになったことで、一歩前進したとも思える。

友達が増えて遊ぶ楽しみが増えて

サコにとっては良い傾向に違いない。

人と交わる、拘わる、繋がるといったことで何かが変わるかもしれない。


あたしはアキトのことを考えていた。



アマネに嫉妬をしていたアキト。

サコのことが理由でピグでは会わないことを決めた二人。

もし、万が一4人が一緒のところをみられたら・・・。


それはあたしとアキトにとって致命傷になる。


〝ピグはやらない〟というアキトの言葉を・・・

信じること裏切りになるかもしれない。


それはひどく恐ろしいことだった。


サコとの接点は失いたくない。

だが、アマネと一緒にいるところは見られたくない。


うぬぬぬぬぬぬ。


ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「わかった」

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「ピグ彼のことは当分保留」

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「だからピグ彼じゃないってばヽ(`Д´)ノ」

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「ま、なんでもいいけど


ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「ところでさ、牡丹っていくつ?」


と、新しいピグともに興味を抱き始めたアマネ。

牡丹は主婦でリアルでも友達で、最近子供ができて・・・

と、知りうる限りの話をした後だった


ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「サコは15~6ぐらいかな?」

え・・・!?

ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「20代ぢゃ・・・・ね?」


知らない。

そういえば実年齢は知らない。

ブログを書いていれば

そこから日常が垣間見れて大凡の年齢が分かる。

書いていなくてもピグのプロフやピグをしている時間帯で

その人の日常が伝わってくる。

だがサコは・・・。

情報が少なすぎる。


ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ 「まーネット社会上の付き合いなら年齢はどーでもいいか」


その時ふと、得体のしれない恐怖があたしを襲った。

牡丹にもアキトにも同じことを打ち明けたのだから

多分それは嘘ではないはず。

ただ、あくまでどれも〝サコが言っていた〟に過ぎない。



〝失声症〟と、自ら打ち明けたサコ・・・。


それは・・・

本当なのだろうか・・・・。





つづく。 >>





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