〜ハコミセラピーとは〜
僕の人生を変えたセラピーです。
◎1980年前後にアメリカのセラピストである
ロン・クルツ氏が
タオイズム(老荘思想)や仏教思想
ゲシュタルトセラピーといった心理療法
フェルデンクライス・メソッドといった
ボディワーク
を統合して作り上げた心理療法です。
◎「ハコミ」とは
アメリカの先住民ホピ族の言葉で
日常の様々な側面に対して
あなたはいかに参画しているか?
簡単に言うと
あなたは何者か?
という意味です。
◎今ここに起きていること
その流れに沿うことを
とても大切に扱うセラピーです。
◎今ここを大切に扱うためにはまず
今ここに気づくことが必要です。
そのためセラピスト自身が
マインドフルな状態
今ここに起きてくることに
できるだけ意識を向けた状態
もしくはある思考や感覚に
とらわれ過ぎない状態
をできる限り保ちます。
またハコミのセッションは基本的に
クライアントは目を閉じて
静かに内面を見つめる状態
で行いますがその際
セラピスト自身がマインドフルであること
クライアントに安心・安全を感じられること
クライアントの意識が
今ここに起きてくることに向くよう
セラピストが意図すること
クライアントも
「意識の雑音」のボリュームが下がり
マインドフルな状態を保ちやすくなります。
◎このような特徴からハコミは
「援助者付きの瞑想」などとも言われます。
また、マインドフルネスを導入した最初の
心理療法の一つとも言われています。
◎マインドフルな状態で
今ここに起きてくること
を丁寧に受け止め、それに寄り添うことで
安全な形で
無意識に潜んでその人の世界の捉え方や
様々な決断などをコントロールしている
思い込みや固定観念
(ハコミではビリーフ、心屋では大前提)に
気づくなど
今必要な気づき、癒し、変容、統合が
無理なく起きてきます。
◎ハコミは代表的な
ソマティックサイコセラピー(ボディサイコセラピー、身体心理療法)
とも言われています。
心と身体のつながりを重視し、
身体の感覚や動きに積極的にフォーカスし
その裏に潜む無意識のメッセージを
拾い上げたり
過去の記憶が辿られ
インナーチャイルド(内なる子供)と
接触したり対話することもあります。
◎ハコミが大切にしている概念に
ラビングプレゼンスというものがあります。
これは究極的には
世の中の全ては愛で満ちていること
に意識を向け、それを受け取っていることに気づくこと
だと、僕は思っていますが
セラピーの中では
セラピストがクライアントの中にある
光、エネルギー、よきもの、力
に意識を向け、さらには
そこからセラピスト自身がすでに受け取っているもの
に意識を向けるというものです。
「相手を満たそうとする」のではなく
「相手にはすでにある」
そして
「自分はそこからすでに受け取っている」
という事実に
セラピスト自身が積極的に目を向けることで
セラピーの場や関係性が整っていく
というものです。
◎最後に、ハコミセラピーの面白い特徴は
「抵抗」を支持するというところです。
抵抗とは
無意識にある欲求、感情、葛藤などを
意識化しないように働いたり
意識では変わりたいと思っているのに
変わるのを妨げたり
する無意識の防衛反応のこと。
「抵抗」も何らかの理由で
その人を守ろうとして出てくる
その人の一部です。
「抵抗」を支持することで
「抵抗」のサポートも得ながら
その人が本当に向かいたい方向に
向かうことができるようになるのです。