
フィギュアスケート安藤美姫さんの言葉。
「お腹にいる赤ちゃんにサヨナラをするという答えを出すのが嫌だった」
深く心を打つこの言葉に対して、
今の世の中に飛び交う精子や卵子の話は、
あまりに無機質ではないかと書いてあります。
ホントに。
続く文章に、私の目は釘付けになりました。
「科学者たちの知的欲望の一本道、
それに反して
次から次へと現れる選択肢を前に
葛藤を深めて行く女性たち」

あぁぁ・・・
こんなに素晴らしい技術を開発してやったぞと並べられ、
果たして本当に私たちはそれが欲しかったんだろうか。。。
差し出されれば「諦める」ことは考えにくくなり、
悩みはどんどん大きくなっているのではなかろうか。。
もう10年くらい前に読んだマーケティングの本に
消費者が「選択肢の海で溺れる」とあったけど、
まさにそんな感じ。
科学者たちは世の中のためだと開発に勤しんでいるけれど、
そこに「本当の女性の心」を心底感じる力はあるんだろうか。
科学者は男ばかりではないのか。
この文章を読んで、少し背筋が寒くなりました。
SF映画が頭をよぎります。
必要としている人もいることは重々承知。
でも、「ならぬことはならぬ」と
受け入れる心も大事じゃないかと
産むことを諦めた私としては思うわけです。