女性社員のモチベーションを上げたいという、ある企業でのお仕事。
女子社員だけを集めた会議室で、日ごろなかなか言えない胸のうちを
思う存分吐き出してもらう、という場が設けられました。
(こんな場を設けようとする経営者が素晴らしいです~)
私は聞き役。第三者だから、みんなから出るわ出るわ、様々な意見が。
もちろん、彼女たちも企業戦士。
単なる愚痴ではなく、どれもこれも、会社のことを思っての発言で
大いに参考になります。
ただ、これを愚痴と思われてそのまま捨て置かれるか、
意見として取り上げてもらえるかは、紙一重です。
「窓口での対応時間が長いって言われるんです。
でも、お客様との雑談の中から、色んな情報入手してるんです。
背中で『いつまで喋っとるんや』という視線が突き刺さるんですよね。
確かに事務処理も忙しいので、もう、今ではついつい
私も事務的な手続きしかできなくなってしまっています。
これっておかしくないですか?」
確かにそうですね。
お客様とのコミュニケーションはとても大切なことだし
しかも入手した情報をもとに、次の営業をかける材料にもなります。
お客様の信頼を得るためにも、今の時代とても大事です。
そう話すと、勝ち誇ったような女性の顔。
「でしょ!?まったく、うちの会社の人たちは分かってないんだからぁ」
・・・ちょっと待ってね。
ちゃんと理由を伝えれば、きっと分かってもらえるハズ。
ということは、伝わってないって思わない?
窓口でただ「ダベッてる」ように見えているのは、あなたの損です。
せっかく仕事としてやっているという意識があるのであれば、
そう見えるように工夫することが大事です。
例えば、
お客様から得た情報を一覧表にして提出する、なんてどうでしょう?
そのおしゃべりがどんなに大切なものか、誰の目にも明らかですね。
女性に多いのが、分からないのは相手のせいだと言って、
愚痴を言って、諦めて、そして、せっかくいいことも止めてしまう、こと。
とってももったいないです。
相手のせいにする前に、自分をまず振り返りましょう。
伝わらないのは、自分にも責任があるハずです。
まずは相手に伝わる努力をしましょう。
しかも、男性には理論的に説明しないと伝わりません。
「おしゃべりも大切だと思います」は、女性同士には伝わっても、
男性は説得できません。
愚痴を、きちんと意見として取り上げてもらうためにも
頭を切り替えることは必要ですね。